シャトー・オリヴィエ ブラン
Château Olivier Blanc
シャトー・オリヴィエは、ボルドーの中心地からわずか11km南に位置するペサック・レオニャンにあり、12世紀まで遡る歴史を持つ由緒あるシャトーです。 かつてこの地に居を構えていた人物の名前に由来する「オリヴィエ」は、豊かな自然環境の中で長い歴史を刻んできました。グラーヴ地区において、赤ワインと白ワインの両方で格付けされている6つのシャトーの1つにも数えられています。「シャトー・オリヴィエ・ブラン」は、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデルをブレンドして造られる辛口の白ワインです。セミヨンの比率が高いため、若い内はソーヴィニヨン・ブラン由来の爽やかさは控えめで、熟成を経てセミヨンがその魅力を発揮することで、バランスがとれた活き活きとした個性を持つワインへと変化します。 手摘みで収穫されたブドウは、スキンコンタクトを行い、新樽比率30％で樽発酵されます。その後、シュール・リーで12ヶ月間熟成させることで、複雑で香り高いワインに仕上がります。柑橘類や白い花の香りに加え、パイナップルのようなエキゾチックな果実の香りが感じられ、バランスの取れた味わいと、スモーキーでミネラル感のある余韻が楽しめます。
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