非常に重くスモーキーなワイン。タバコを通り越してタールといっていい。ただ重いだけでなく、果実味もしっかりあり複雑で、さすがはグレートヴィンテージ。果実味、酸味、タンニンのどれもが強く長熟向き。タンニンは滑らかでアタックから中盤までは忘れられるほどだが、余韻は強烈な収斂感がある。酸味がしっかりしていることで、今飲んでも重いだけで終わらない出来になっていて楽しめる。

シャトー・ラフィット・カルカッセ
Château Laffitte Carcasset
シャトー・ラフィット・カルカッセは、フランス・ボルドー地方のサン・テステフ村に位置する歴史あるワイナリーです。その起源は18世紀初頭に遡り、1759年に現在の場所に設立されました。1781年には、当時の所有者でありルイ16世の弁護士であったジャン・ラフィットの名を冠し、現在のシャトー名となりました。美しいシャルトリューズ様式の建物は、当時の偉大な建築様式を今に伝えています。ワイナリーが所有する畑は約35ヘクタールで、サン・テステフのグラン・クリュ・クラッセの名門シャトーに隣接する恵まれた立地にあります。水はけの良い砂利質土壌は、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロの栽培に最適で、1932年にはクリュ・ブルジョワに認定されました。2016年からはピエール・ルソー家がオーナーとなり、伝統的なワイン造りを継承しています。シャトー・ラフィット・カルカッセのワインは、サン・テステフらしい複雑さとフルーティーさを持ち、しっかりとしたタンニンが長期熟成の可能性を秘めています。エレガントでありながら力強いスタイルは、サン・テステフのテロワールを見事に表現しています。
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ヴィンテージ:2016年
評価日:2020年08月20日
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