以前飲んだヴィンテージは、ライトボディで軽やかなフルーティタイプという印象だったが、20年ヴィンテージは果実味や甘味、粘性もあって結構飲みごたえがある。香りはシンプルながら力強さがあり、白桃のノートがしっかりと出ていて好み。他にはリンゴやセイヨウサンザシなど、力強さはあるがスッキリとしたアロマ。口に含むと、とろみを感じるアタックで、しっかりとした果実味と果実味由来の甘味に迎えられる。酸味は控えめで、甘味が樽由来だときつかったかもしれない。余韻はほのかだがミネラリーで甘味の持続性があり、ワイン単体で十分楽しめる飲みごたえ。

ピノ・グリージョ
Pinot Grigio
イエルマンは、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のゴリツィア地域に本拠地を置くワイナリーで、「北イタリアの宝石」とも称され、北イタリアを代表する白ワインの生産者として知られます。イエルマン家は1881年にオーストリアからこの地に移住してワイン造りを始めました。歴史ある家業を継ぐ4代目当主シルヴィオ・イエルマン氏は、革新的な手法と情熱でワイン造りに取り組み、国際的な評価を受けています。特にピノ・グリージョは、その独自のエレガントなスタイルで人気を博しています。豊かな果実味やミネラル、酸味が絶妙に融合した芳醇でまろやかな味わいが特徴であり、ピノ・ノワールの突然変異種らしく、白ワインにしてはややふっくらとした果実味が珍しいワインです。
2,145 円~
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ピノ・グリージョ:100%
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アロマチャート
アロマの詳細

寒冷地の果実

温暖地の果実

トロピカルフルーツ

花

フレッシュハーブ

ミネラル

蜜

ナッツ
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2020年
評価日:2022年07月13日
ピノ・グリージョらしく色合いもわずかに桜色ががっていて、わずかにタンニンのような渋味も感じられるワイン。ライト寄りのボディであっさりとした味わいの中で、わずかな渋味がちょっとしたアクセントとして楽しめる。香りは、白桃やリンゴ、ジャスミンの花、ローリエ、砕いた石などの透明感のある香り。口に含むと、果実味と酸味が中庸からやや控えめで、甘味はないスッキリとした味わいで、前菜と合わせやすい。余韻にかけてオレンジの皮のような渋味がほんのりと感じられ、ワイン単体で飲んでも面白みがある。

¥.$.
ヴィンテージ:2017年
評価日:2021年05月25日