香りは力強くポイヤックを思わせる。黒系果実にコーヒーのような焦げ感のある香りがバランス良く、ドライローズのような華やかな香りもしっかり。味わいは果実味が非常に強いのだが、余韻が比較的あっさりめなためか尻すぼみ感がある。余韻自体はダークチョコレートの甘味と石のようなミネラル感を感じられる。
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
Château Léoville Las Cases
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズは、サン・ジュリアン村に位置する格付け2級シャトーで、「スーパーセカンド」の中でも格付け1級に最も近いとされるシャトーです。ロバート・パーカー氏も「サン・ジュリアンの王」と賞賛し、格付けの見直しがされれば1級への昇格が期待されています。畑はポイヤックのシャトー・ラトゥールに隣接し、ジロンド川が近い事によりブドウの完熟が促進され、畑を霜害から守ります。前オーナーのミシェル・ドゥロン氏は完璧主義者で知られ、グレートヴィンテージの年であっても、収穫量の50%をグランヴァンに使用しないといった徹底ぶりで、現在は彼の息子がそのこだわりを継承してワイン造りを行っています。ワインは深い色調で、複雑で重厚な香りと熟したタンニンが特徴で、サン・ジュリアン的スタイルというよりも、隣のポイヤックのような厚みとたくましさを備えた熟成向きのワインです。
10,197 円~
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ヴィンテージ:2017年
評価日:2020年09月26日