シャトー・ド・フォンベル

シャトー・ド・フォンベル

Château de Fonbel

シャトー・ド・フォンベルは、ボルドー地方を代表する偉大なシャトー、オーゾンヌのオーナーであるアラン・ヴォーティエ氏が所有するシャトーです。オーゾンヌの畑に隣接するサン・テミリオンの丘陵地の麓に位置し、粘土や砂質、砂利が混じる土壌でブドウを栽培しています。このシャトーで造られる「シャトー・ド・フォンベル」は、AOCサン・テミリオン・グラン・クリュに格付けされる高品質な赤ワインです。特筆すべきは、あのオーゾンヌと全く同じ醸造チームが手掛けている点です。オーナー自らが醸造監督を務め、オーゾンヌの醸造責任者であるフィリップ・バイラルゲ氏と共にワイン造りを行っています。平均樹齢70年以上のメルロを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、カルメネールをブレンドし、ステンレスタンクでの発酵後、オーク樽で熟成されます。こうして造られるワインは、プティ・オーゾンヌと称されるほど、オーゾンヌに通ずる品質の高さを誇ります。味わいは、ブラックベリーや甘草、チェリーブランデー、ラズベリージャムなどのアロマが特徴で、柔らかくふっくらとした口当たり、凝縮した果実味と控えめな酸がエレガントな印象を与えます。

3,280  円~

タイプ

あなたの評価

テイスティングノート

1件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 カシス
1 ブラックチェリー
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 ヨーグルト
スパイス

スパイス

1 クローヴ
1 バニラ
1 黒コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 アーモンド
1 コーヒー

ユーザーコメント

サン・テミリオン・グラン・クリュのワインだが、香りも味わいもまるで左岸のワイン。16年にしてはブドウのポテンシャルは並程度で、リーズナブルな価格相応のクオリティといったところ。荒々しさは取れているが、タンニンはまだ溶け込んでおらず、飲み頃は迎えていない。香りは、トップノートからスパイシーで、グローヴや黒胡椒、バニラから始まり、ミドルノートはカシスやブラックチェリーの酸味の乗った果実香がしっかり、ラストノートはヨーグルトのニュアンスがある。口に含むと、アタックからしっかりロースト感が印象的で強い酸味とのバランスは良い。果実味は弱くはないがやや伸びに欠け、甘味はロースト感や酸味、スパイシーさに押されてあまり感じられない。タンニンはやや重く存在感があって気掛かり。余韻はコーヒーとアーモンドの樽由来の香ばしい風味が長く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2025年09月04日

購入する