シャトー・デュ・オー・マレ

Château du Haut Maray

すべて表示する

シャトー・デュ・オー・マレは、ボルドー地方マゼール村に位置する家族経営の小さなワイナリーです。兄ジェロームが馬飼育場を探していた際に、石灰岩土壌のこの土地と出会い、ワイン造りを決意しました。弟ジュリアンは、あのシャトー・パヴィで醸造責任者を務める腕利きの醸造家です。彼らの手掛けるシャトー・デュ・オー・マレは、メルロ主体にカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした赤ワインです。サン・テミリオンやフロンサックにも似た石灰質土壌の畑で丁寧に栽培されたブドウは、手摘みで収穫され選別されます。低温でゆっくりと発酵させた後、新樽と一年樽を半分ずつ使用し、22ヶ月の熟成を経て瓶詰めされます。しっかりとした骨格を持ちながらもしなやかさのある味わいは、まさにグラン・ヴァンを思わせる仕上がりです。10年以上の熟成ポテンシャルを秘めた、長期熟成にも向くワインです。