クロ・フロリデーヌ ブラン

クロ・フロリデーヌ ブラン

Clos Floridène Blanc

クロ・フロリデーヌは、故ドゥニ・デュブルデュー教授が所有したボルドー・グラーヴ地区のシャトーです。故ドゥニ・デュブルデュー教授は、スキンコンタクトや樽熟成など、現代的な手法を取り入れた先駆者で、ボルドーの白ワインに革命を起こし、「白ワインの法王」と呼ばれた人物です。「クロ・フロリデーヌ ブラン」は、有機栽培と最先端の醸造技術を駆使し、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンを主体にした素晴らしい白ワインです。手摘みで収穫・選果されたブドウはスキンコンタクトを経て樽内で発酵し、8ヵ月間熟成されます。石灰質土壌がもたらす爽快な果実味と透明感あるミネラルが特徴です。ロバート・パーカー氏から「オー・ブリオン・ブランのような伝説的なワインの品質にも匹敵する見事な白ワイン」と絶賛されています。

4,785  円~

タイプ

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2件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 キンカン
寒冷地の果実

寒冷地の果実

1 カリン
トロピカルフルーツ

トロピカルフルーツ

1 パパイヤ
1 ライチ
花

2 ヴァーベナ
1 カモミール
1 金木犀
植物・野菜

植物・野菜

1 カシスの芽
蜜

1 栗はちみつ
焦げ臭

焦げ臭

1 カラメル
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 ペトロール

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 カラメル
1 カモミール

ユーザーコメント

熟成自体は綺麗に進んではいるが、元々のポテンシャルが長期熟成向きではなく、やや水っぽく薄い印象を持ち、ワインというより紅茶のような印象を受ける。香りは、カモミールティを彷彿とさせる深い紅茶の香りを主体に、金木犀や金柑、栗の花の蜂蜜など、熟成香が楽しめる。味わいもやはりカモミールティで、わずかに蜂蜜を垂らしたようなほのかな甘味がある。果実味は後退し、熟成由来の甘味が出てきているが、酸味がやや強めに残っていて、わずかに水っぽく感じられてしまうのが気掛かり。ボディもミディアムからミディアムフルくらいにしっかりとあり、それも味わいのボリューム感の無さとアンバランスに感じられる。もう少し早く開けるべきワインだろう。

¥.$.

ヴィンテージ:1999年
評価日:2024年04月29日

10年熟成で色合いはしっかり黄金色となっていて熟成感も感じられるが、まだ青臭さも残していて個人的にはまだ飲み頃ではない。さすがに猫のオシッコとまでは言わないが、カシスの芽やパパイヤのような南国系果実の臭みとも言える香りがしっかりと感じられる。また、ライチやペトロール香のニュアンスが若干だが感じられ、リースリング感もある。味わいも南国系果実の熟した果実味と甘味があり、酸味とのバランスが良くて満足感は高い。余韻にかけてロースト感が増し、カラメルの風味が長く残る。今飲んでもお値段以上のクオリティを楽しめるし、さらなる熟成ポテンシャルも期待できる良質なワイン。

¥.$.

ヴィンテージ:2012年
評価日:2022年09月26日

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