クロ・フロリデーヌ ブラン

クロ・フロリデーヌ ブラン

Clos Floridène Blanc

クロ・フロリデーヌは、故ドゥニ・デュブルデュー教授が所有したボルドー・グラーヴ地区のシャトーです。故ドゥニ・デュブルデュー教授は、スキンコンタクトや樽熟成など、現代的な手法を取り入れた先駆者で、ボルドーの白ワインに革命を起こし、「白ワインの法王」と呼ばれた人物です。「クロ・フロリデーヌ ブラン」は、有機栽培と最先端の醸造技術を駆使し、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンを主体にした素晴らしい白ワインです。手摘みで収穫・選果されたブドウはスキンコンタクトを経て樽内で発酵し、8ヵ月間熟成されます。石灰質土壌がもたらす爽快な果実味と透明感あるミネラルが特徴です。ロバート・パーカー氏から「オー・ブリオン・ブランのような伝説的なワインの品質にも匹敵する見事な白ワイン」と絶賛されています。

4,521  円~

タイプ

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3件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 熟したレモン
1 キンカン
寒冷地の果実

寒冷地の果実

1 カリン
トロピカルフルーツ

トロピカルフルーツ

1 パパイヤ
1 ライチ
花

3 ヴァーベナ
2 カモミール
1 金木犀
植物・野菜

植物・野菜

1 カシスの芽
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 カスタードクリーム
蜜

1 蜜蝋
1 栗はちみつ
焦げ臭

焦げ臭

1 カラメル
1 焦がしたキャラメル
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 ペトロール

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 カモミール
1 カラメル
1 カスタードクリーム
1 シェリー
1 蜜蝋

ユーザーコメント

3年前は色合いこそ熟成感が出ていたものの、まだ青々しさも残っていた印象だが、今回は完全に熟成し、若干のシェリー感もあってピークアウトした気配すらある。個体差はあろうが飲み頃の期間が非常に短いワインだろう。香りは、トップノートから蜜蝋の香りがしっかりと感じられ、一瞬で熟成しきったことを感じさせるアロマ。最初こそ熟したレモンの果実香が感じられたが、すぐに他の要素に押しやられ、ブランデーのように感じられる。カスタードクリームや焦がしたキャラメルの甘さとカモミールティの華やかな渋さがあり、ヴァーベナだけが最後までソーヴィニヨン・ブラン感を保っている。口に含むと、香りの印象よりもしっかりと熟したレモンの果実味と酸味を感じられ、甘味も強すぎずの良いバランス。ただ、終盤からはシェリーのニュアンスが出てきて、終わりの近い雰囲気が強い。余韻も香りから一貫して、蜜蝋やカスタードクリーム、カモミールティの風味がシェリーに負けじとしっかりと長く続く。これも決して悪くないが、1年早く開けるべきワインだった。

¥.$.

ヴィンテージ:2012年
評価日:2025年10月21日

熟成自体は綺麗に進んではいるが、元々のポテンシャルが長期熟成向きではなく、やや水っぽく薄い印象を持ち、ワインというより紅茶のような印象を受ける。香りは、カモミールティを彷彿とさせる深い紅茶の香りを主体に、金木犀や金柑、栗の花の蜂蜜など、熟成香が楽しめる。味わいもやはりカモミールティで、わずかに蜂蜜を垂らしたようなほのかな甘味がある。果実味は後退し、熟成由来の甘味が出てきているが、酸味がやや強めに残っていて、わずかに水っぽく感じられてしまうのが気掛かり。ボディもミディアムからミディアムフルくらいにしっかりとあり、それも味わいのボリューム感の無さとアンバランスに感じられる。もう少し早く開けるべきワインだろう。

¥.$.

ヴィンテージ:1999年
評価日:2024年04月29日

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