バターのようなオイリーさがあり、熟成が進めばふくよかなムルソーになりそうな気配だが、現時点では若々しい酸味があって爽やかな印象。香りは、青リンゴと黄桃の果実香を主体に、スイカズラやホワイトローズのフローラルさも負けじとしっかり感じられ、ほのかにグレープフルーツのピール感もある。口に含むと、青リンゴの酸味を伴う強い果実味が広がり、オイリーでしっかりとしたボディが感じられる。余韻にかけては、火打ち石のような少しスモーキーなミネラルが感じられるが、長くは続かない。熟成が進むとカラメルや蜂蜜に変化しそう。

ムルソー ル・リモーザン
Meursault Le Limozin
ロドルフ・ドゥモジョは、1992年に設立された比較的歴史の新しいドメーヌです。当初はムロワジー村に拠点を置いていましたが、ドメーヌの拡大に伴い、1998年にムルソー村へと移転しました。現在はムルソーを中心に、サヴィニー・レ・ボーヌやモンテリなど、コート・ド・ボーヌ地区に約8haの畑を所有しています。ドメーヌの創設者であるロドルフ・ドゥモジョ氏は、3.5haの畑からドメーヌを立ち上げ、一からワイン造りを行ってきました。彼はテロワールと環境を重視し、除草剤や化学肥料を一切使用しない栽培方法を採用しています。また、収穫はすべて手摘みで行われ、厳選されたブドウのみを使用しています。醸造においても天然酵母のみを使用し、樽熟成を経て、アペラシオンの個性を表現したスムースな口当たりのワインを生み出しています。「ムルソー ル・リモーザン」は、ジュヌヴリエールの下方の斜面下部にある南東向きの区画で、小石の多い石灰質土壌が特徴です。樹齢40年以上のブドウから造られるこのワインは、熟した黄色の果実の香りとピュアな味わいが広がり、ムルソーの魅力を存分に感じられる1本となっています。
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シャルドネ:100%
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ヴィンテージ:2017年
評価日:2021年09月13日
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