悪い年でもないが、グラン・クリュとは到底思えないような力の無さ。樽はあまり使わないスタイルのようだが、それにしてももう少しブドウ自体のポテンシャルは感じさせてほしい。香りは、レッドチェリー、ドライローズ、チョーク、ディル、タバコの葉など。複雑味はあまりない。味わいは、ライト寄りのボディで、甘味はなく、果実味と酸味は中庸からやや弱め、余韻もチョークのニュアンスをわずかに感じられるがすぐに消えてしまい、すべてがあっさりとしたワイン。バランスは良く、良く言えばエレガントで優しいワインだが、金額を考えてもわざわざこのワインを選ぶ理由がない。

コルトン・ブレッサンド グラン・クリュ
Corton Bressandes Grand Cru
アントナン・ギヨンは、サヴィニー・レ・ボーヌに拠点を置くワイナリーで、約50haもの畑を所有する大ドメーヌながら、ビオロジック栽培にも熱心に取り組んでいます。ブレッサンドはコルトンのクリマの中でも高く評価される銘醸畑で、東向きの斜面に位置し、赤土と砂が混じった水はけの良い土壌です。醸造はトラディショナルで、畑と醸造所とで2度の選果、完全除梗で発酵前に低温マセラシオンを行い、木製の開放樽で時間をかけて発酵させます。新樽比率は平均25%で熟成期間は18ヶ月。繊細さとエレガントさを追求するアントナン・ギヨンの信念に基づく逸品です。
19,500 円~
生産地
タイプ
品種
ピノ・ノワール:100%
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アロマチャート
アロマの詳細

赤系果実

花

フレッシュハーブ

ドライハーブ等

ミネラル
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2014年
評価日:2021年11月06日