
コルトン・ブレッサンド グラン・クリュ
Corton Bressandes Grand Cru
ドメーヌ・ポンソは、モレ・サン・ドニを本拠地とする伝統的なドメーヌです。その歴史は19世紀にまで遡り、現在5代目当主のローズ・マリー・ポンソが率いています。醸造責任者はアレクサンドル・アベルが務め、以前の当主であったローラン・ポンソの哲学を受け継ぎ、ワイン造りを行っています。コルトン・ブレッサンド グラン・クリュは、ヴォーヌ・ロマネ村の北に位置するヴージョ村にあるグラン・クリュの畑で造られるワインです。この広大な約50haの区画は、コート・ド・ニュイ最大のグラン・クリュであり、80名以上の栽培者によって分割所有されているため、生産者ごとに味わいの異なるユニークな特徴を持っています。ドメーヌ・ポンソはこのコルトン・ブレッサンドに約0.35haの区画を2つ所有しています。1つはヴォーヌ・ロマネ村側のプティ・モーペルテュイ、もう1つはシャトー・ド・ラトゥールの下方に広がる区画です。これらの区画は、泥灰土と石灰岩が混じる土壌で、樹齢約40年のピノ・ノワールが栽培されています。収穫されたブドウは、選果を畑で行った後、昔ながらの籠に入れ、その後17kg入りの箱に移して醸造所へ運びます。醸造所は4層構造のグラヴィティ・フローを採用し、ポンプは一切使用していません。梗の有無やピジャージュの頻度など、醸造方法はヴィンテージごとにブドウの状態に合わせて調整されます。しかし、使い古した木桶を発酵容器に、5~20年ものの古樽を熟成に使用すること、酸化防止剤の使用を極力抑えることは一貫した原則です。亜硫酸は発酵前の破砕時に少量添加するのみで、その後は窒素ガスや炭酸ガスなどの不活性ガスでワインを保護し、瓶詰め時にも添加は行いません。こうして造られるコルトン・ブレッサンド グラン・クリュは、複雑なアロマとエレガントでフィネスに満ちた味わいが特徴です。フレンチオークの古樽で約18ヶ月熟成されます。
35,200 円~
タイプ
品種
ピノ・ノワール:100%
あなたの評価
テイスティングノート
テイスティングデータがありません