コルトン・ブレッサンド グラン・クリュ
Corton-Bressandes Grand Cru
ドメーヌ・ジャック・プリウールは、18世紀末もしくは19世紀にムルソーに設立されたブルゴーニュの著名なドメーヌです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌにまたがる21ヘクタールの畑を所有し、その中にはモンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーといったグラン・クリュ、その他14のプルミエ・クリュが含まれます。特筆すべきは、9つのグラン・クリュを所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌであることです。一時期は衰退したものの、栽培責任者ダニエル・ゴドフロワによる徹底した畑管理のもと、ビオロジック農法を導入し、近年品質が向上しています。醸造は、フランスのワイン雑誌「ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」で女性として初めて「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したナディーヌ・ガブリン（ギュブラン）が1990年から担当しています。]セラーもラブリュイエール家がドメーヌを取得後、改装され、現在では世界最高レベルの設備を誇ります。ドメーヌ・ジャック・プリウールのコルトン・ブレッサンド グラン・クリュは、コート・ド・ボーヌ地区で唯一の赤ワイン用グラン・クリュであるコルトンの中でも、南東向きの斜面に位置する0.73ヘクタールの単独所有区画から造られます。この区画はDRCが契約する畑に隣接しています。水はけの良い、石の多い粘土石灰質土壌で、ピノ・ノワールが深く根を張ることができ、ブドウの成熟を促します。収穫は熟練の職人による手摘みで行われ、小さなカゴで運ばれます。醸造においては、100%除梗後、温度管理された木の開放式発酵槽で20日間マセラシオンを行います。マロラクティック発酵も100%行い、オーク樽で12ヶ月〜19ヶ月熟成されます。このワインは、甘草、スパイス、ブラックフルーツの複雑なアロマ、ベリー系の果実味とスパイス、熟したタンニン、そしてミネラル感を持つフレッシュで上品なスタイルが特徴です。力強さとフィネスを兼ね備え、早期熟成タイプでありながらも長期熟成の可能性も秘めています。
30,800 円~
タイプ
品種
ピノ・ノワール：100%
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