シャトー・シガラ・ラボー
Château Sigalas Rabaud
シャトー・シガラ・ラボーは、フランス・ボルドー地方のソーテルヌ地区に位置し、1855年の格付けで第一級に認定された歴史あるシャトーです。19世紀にシガラス家によって設立され、現在は、ファミーユ・ランベール・デ・グランジュ家が所有しています。ソーテルヌの中でも小規模なワイナリーで、「シガラスの宝石」と称される、わずか14ヘクタールの南向きの畑を所有しています。この地は、粘土質の土壌に珪酸質砂利が混ざる、貴腐ワインの生産に最適なテロワールです。シャトーでは、環境保全と生物多様性を重視し、化学薬品を極力使用しない有機栽培に取り組んでいます。平均樹齢45年のブドウ樹から、手摘みで丁寧に収穫を行い、選果されたブドウは、セミヨン85%、ソーヴィニョン・ブラン15%の割合でブレンドされます。醸造においては、低温で樽発酵を行い、新樽比率3分の1のオーク樽で最低20ヶ月間熟成されます。3ヶ月ごとに澱引きを行い、清澄、濾過を経て瓶詰めされます。こうして造られるシャトー・シガラ・ラボーのワインは、貴腐ワインでありながら、濃厚でパワフルというよりは、エレガントで繊細なスタイルに仕上がっています。豊かな果実味と、力強い酸、そして上品な甘みのバランスがとれており、長期熟成にも適しています。
6,980 円~
生産地
タイプ
品種
セミヨン：85%
ソーヴィニヨン・ブラン：15%
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