シャトー・ドワジー・ヴェドリーヌ

Château Doisy-Védrines

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シャトー・ドワジー・ヴェドリーヌは、ボルドー地方ソーテルヌのバルザックに位置する、1855年の格付けでグラン・クリュ・クラッセ第2級に認定された歴史あるシャトーです。18世紀にジャン・ヴェドリーヌがブドウ畑を開拓し、現在はボルドーの名門カスティジャ家が所有しています。バルザックの中でも最も標高の高い場所に位置する27ヘクタールの畑は、粘土石灰質土壌で、セミヨンを主体にソーヴィニヨン・ブランとミュスカデルが栽培されています。収穫は手摘みで行われ、選果を複数回繰り返すなど、丁寧なワイン造りが行われています。ワインは、フレンチオーク樽で発酵と熟成が行われ、蜂蜜や白い花、レモンなどの華やかで複雑な香りに、いきいきとした酸と凝縮した果実味が特徴です。リッチでコクがありながらもフィネスを感じさせる、長期熟成にも向くポテンシャルの高い貴腐ワインです。