香りは黒系果実の力強い果実感にブラックオリーブのニュアンスもある。樽が効いていて香りはそこまで強くないが、チョコレートやコーヒーのニュアンスもあり、余韻はチョコレート感がかなり強い。果実味、酸味、タンニンもしっかりのフルボディ。余韻が最も力強く、チョコレート感の他にも石灰のようなミネラル感もしっかりあり、かなり長く続く。

シャトー・タルボ
Château Talbot
シャトー・タルボは、サン・ジュリアンのメドック格付け4級のシャトーで、ヴィンテージに左右されない安定感と控えめな価格で、長年ボルドーファンから支持されているシャトーです。シャトーの名前は、1453年の戦いで破れたイギリス軍指揮官、シュースベリー伯ジョン・トールボットに由来。ロバート・パーカー氏も「メドックのワインの格付けが新しくなることがあったら当然昇格していいだろう」と高く評価しています。立地は、サン・ジュリアンの丘の上、格付け2級グリュオ・ラローズの北に位置し、110haというメドックで2番目に広大な畑を持ちます。ワインはクラシックなボルドースタイルで、華やかなベリーとハーブの香り、熟した果実の味わい、しっかりとした骨格が特徴です。
6,080 円~
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ヴィンテージ:2017年
評価日:2020年09月26日