シャトー・カンテュス ル・ドラゴン・ド・カンテュス

ル・ドラゴン・ド・カンテュス

Le Dragon de Quintus

シャトー・カンテュスは、メドック地区格付第一級のシャトー・オー・ブリオンを有するドメーヌ・クラレンス・ディロンが手がけたサン・テミリオンの新プロジェクト。1867年のパリ万国博覧会で金メダルを獲得した歴史を持つ、シャトー・テルトル・ドゲイを購入・再構築し、一族の5番目のワインとして生まれました。サン・テミリオンのブドウ畑を開墾した古代ローマ人が第5子に「カンテュス=5番目」と名付ける習慣にちなみ、「シャトー・カンテュス」と名付けられました。「ル・ドラゴン・ド・カンテュス」はセカンドラベルで、メルロとカベルネ・フランをおよそ半分ずつブレンド。その名はサン・テミリオンの発展の起源へのオマージュであり、古代神話の守護神「ドラゴン」をモチーフにしています。

6,908  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

2 ブラックベリー
1 カシス
1 ブラックチェリー
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 プルーン
花

2 バラ
植物・野菜

植物・野菜

1 バラの茎
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

2 メントール
1 ローリエ
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 タバコ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 海鮮醤
ミネラル

ミネラル

1 岩塩
土・森の下草

土・森の下草

1 湿った土
1 マッシュルーム
1 腐葉土
焦げ臭

焦げ臭

2 チョコレート
1 コーヒー
スパイス

スパイス

1 バニラ
1 黒コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

3 コーヒー
2 タバコ
1 ダークチョコレート
1 プルーン
1 薬箱

ユーザーコメント

グレートヴィンテージであることを差し置いてもセカンドワインとは思えないクオリティとポテンシャルの高さ。サン・テミリオンだが左岸的に感じられるワイン。グレートヴィンテージらしい強い果実味と、それを活かした樽の効かせ方とアルコール度数の高さにより、非常にパワフルで飲みごたえのある出来に仕上がっている。香りは、トップノートにバニラやチョコレートの甘やかなノートがしっかりとあり、カシス、バラ、メントール、黒胡椒、そしてバラの茎やローリエのようなハーブ系の青い香りもバランス良くアクセント程度に感じられる。口に含むと、アタックの滑らかさが一瞬目が行くが、すぐに果実味とロースト感のパンチに釘付けにされる。両者の強度バランスは非常に良く、荒々しさは無く、アルコール度数も乗っかって終盤まで終始洗練された味わいが続くように感じられる。樽由来の甘味も酸味も十分にあるが、果実味とロースト感の強さにより相対的に穏やかに感じられる。タンニンは滑らかで収斂感も堆積感も無く、ヴィンテージの若さにしては驚くほどにほとんど気にならない。余韻も長く、コーヒーとダークチョコレートの風味がバランス良く心地良い。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2023年08月04日

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