香りはポイヤックらしい筋肉質な雰囲気だが、口に含むと熟成具合の問題か、やや果実味不足で物足りなさは否めない惜しいワイン。香りは、燻製肉や黒胡椒、ローズマリーのパワフルな印象が強く、他にもカシスやコーヒー、リコリス、ミルクなど程良く複雑味もあって深みのあるアロマ。ローズマリーの他にもピーマンのような少しヴェジ香も感じられる。口に含むと、香りの印象どおりの味わいながら、パワフルさを差し引いて風味だけ残したような感じで、果実味が控えめで少し肩透かしを食らった感覚を受ける。酸味はそこそこにあり、ヴェジ香と相まって野菜のエキス感のある味わい。タンニンはかなり溶け込んでいてほとんど気にならない。余韻もローズマリーの風味で、終始ハーブやヴェジの印象のあるワインだった。もっと早く開けて良いワイン。

シャトー・オー・バージュ・リベラル
Château Haut-Bages Libéral
シャトー・オー・バージュ・リベラルは、ポイヤック地区に位置する歴史ある第5級シャトーで、ラトゥールに隣接する優れた立地条件を備えています。ヴィラールファミリーが1983年に取得し、ヴィラール・リュルトン氏が管理して以来、環境に配慮した手法で注目を集めています。畑はバージュの丘にあり、シャトー・ラトゥールやシャトー・ピション・ラランドと隣接しています。ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、プティ・ヴェルドなどで、ワインは力強く肉厚で、若い頃はタンニンが豊富ですが、熟成するとエレガントで滑らかな味わいに変化します。クルーズ家やヴィラール家による設備改造と植え替えにより、品質が向上し、近年高い評価を受けています。
4,950 円~
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ヴィンテージ:2012年
評価日:2023年08月10日