樽が強すぎず、16年ポイヤックにしては明るい印象のワイン。香りは複雑で、少しジャミーな黒系果実、野ばらやシダなどの野草系、ナツメグやリコリスなどのスパイス、トーストやヘーゼルナッツなどの穏やかめな焦げ臭がバランス良い。ジャミーな香りから甘味も感じるかと思ったが、味わいはかなりドライで、酸味が強いため明るい印象を受ける。アタックから中盤まではタンニンを意識することはないが、引けにかけては強い収斂感がある。また、余韻にかけて強烈なミネラル感が一気に盛り上がるが、早めに強いタンニンに持っていかれてしまい少し残念。さすがに飲み頃はまだ先。

シャトー・ペデスクロー
Château Pédesclaux
シャトー・ペデスクローは、メドックの格付け5級シャトーであり、ポイヤック地区に位置しています。ムートン・ロートシルト、ポンテ・カネ、ランシュ・バージュなどの著名なシャトーに隣接し、恵まれたテロワールを持つことから、近年注目されています。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを主体にブレンドし、砂利質と粘土質の土壌で栽培されたブドウから造られます。平均樹齢は35年、新樽比率50~60%のオーク樽で16ヶ月間熟成されます。近年、シャトーは大幅な設備投資を行い、品質が飛躍的に向上しています。エマニュエル・クルーズ氏をはじめとする、革新的なワイン造りへの取り組みは、ロバート・パーカー氏をはじめとするワイン評論家からも高い評価を得ています。ワインは、熟した果実の香り、透き通るような酸味、引き締まったタンニンが特徴で、クラシックなスタイルながらも、上品さが際立っています。
6,490 円~
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ヴィンテージ:2016年
評価日:2020年10月21日