シャトー・アンジェリュス ル・カリヨン・ダンジェリュス

ル・カリヨン・ダンジェリュス

Le Carillon d’Angélus

「ル・カリヨン・ド・ダンジェリュス」は、サン・テミリオン格付け最高峰のシャトー・アンジェリュスが誇るセカンド・ワインです。1987年のミレジム誕生以来、独自のアイデンティティを築き上げ、サン・テミリオンの様々なテロワールから厳選されたメルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョンがヴィンテージごとに絶妙な割合でブレンドされています。オーナーのブアール氏とコンサルタントのミシェル・ロラン氏により品質向上を果たし、ボルドー右岸でも最高評価を誇るシャトー・アンジェリュス。このセカンドワインとして、ファーストラベルよりもカベルネ・フランを多めに使用し、熟度の高いベリー系アロマにミネラルとスモーキーな風味が広がります。キメの細かなタンニン、熟した果実味、甘香ばしいニュアンスが調和したエレガントな味わいで、ファーストラベルに引けを取らない高品質なワインとして評価されています。

17,800  円~

タイプ

あなたの評価

テイスティングノート

15件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

トロピカルフルーツ

トロピカルフルーツ

1 バナナ
1 バナナの皮
赤系果実

赤系果実

2 プラム
1 ラズベリー
1 ストロベリー
黒系果実

黒系果実

8 ブラックベリー
4 ブルーベリー
2 カシス
2 ブラックプラム
1 ボイセンベリー
1 ブラックチェリー
1 ブラックオリーヴ
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 レーズン
1 イチジク
1 プルーン
花

4 バラ
3 スミレ
3 ドライローズ
植物・野菜

植物・野菜

3 ピーマン
3 シダ
3 シシトウ
1 唐辛子
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

3 メントール
2 セージ
2 ミント
ドライハーブ等

ドライハーブ等

3 タバコ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

2 ミルク
1 パン
1 バター
ミネラル

ミネラル

1 ミネラル
土・森の下草

土・森の下草

5 湿った土
2 黒鉛
1 マッシュルーム
1 トリュフ
1 鉛筆の芯
1 黒土
1 キノコ
蜜

1 蜂蜜
動物系

動物系

2 なめし革
1 血肉
1 レザー
ナッツ

ナッツ

2 アーモンド
1 ピスタチオ
樹木

樹木

2 オーク
1 西洋杉
焦げ臭

焦げ臭

6 コーヒー
4 チョコレート
3 カカオ
1 キャラメル
1 エスプレッソ
スパイス

スパイス

6 リコリス
4 黒コショウ
1 クローヴ
1 バニラ
1 サフラン
1 コショウ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

3 インク
1 ワックス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

4 タバコ
4 コーヒー
2 チョコレート
1 砕いた石
1 ミルクコーヒー
1 カカオ
1 濡れた石
1 薬箱
1 シュトーレン
1 エスプレッソ
1 ブラックベリー
1 ダークチョコレート
1 マッシュルーム

ユーザーコメント

まだ熟成感こそ無いものの、タンニンは十分に溶け込んでいてまったく気にならず、圧倒的な果実味を堪能するにはベストなタイミング。香りは現時点でも非常に複雑で、プルーンの濃厚な果実香を中心に、メルロらしいインクのニュアンスやフランのヴェジ感、そして樽香のバランスが良く、スワリングする度に新しい要素が発見できる。口に含むと、アタックから充実した果実味が感じられ、それでも十分すぎるほどだが、伸びが良く、アタックから一拍置く頃には、さらに二段階くらいギアを上げている。毎度思うが、これがセカンドワインといのが信じられない。果実味が最高到達点に達した頃に樽由来のロースト感とふくよかな甘味が合流し、パワフルな飲みごたえを感じさせる。酸味は中庸でややバランスすぎるように思えるバランスだが、タンニンが溶け込んでいることで重すぎず、飲み疲れない味わいにまとまっている。香りの果実香は濃厚なプルーンだったが、味わいは少し落ち着き、ブラックベリーのスープくらいのトーンで、いずれにしても濃厚ではあるもののしつこさが無く、万人受けする味わい。余韻まで果実味はしっかりと伸びつつ、チョコレートやエスプレッソといった樽由来の風味とともに長く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2009年
評価日:2025年10月18日

オフヴィンテージ×良質なワインの良いところが出ていて、早くから綺麗な熟成感を楽しめる。まだピーク手前だが、右岸らしいエキス感ある旨味が伸び伸びと感じられ、タンニンもかなり溶け込んでいて、現時点でも十分に楽しめる。香りは、トップノートはチョコレートやリコリスのほのかながら甘いノートがはっきりと感じられ、ミドルノート以降はブラックベリー、バラ、マッシュルーム、シシトウなどがバランス良く感じられる。口に含むと、香り以上に熟成感がある味わいで、果実味というより旨味といった味わいが印象的。甘味はまだ感じられず、酸味はしっかりとあってエキス感が強い。タンニンは数杯飲んでようやく存在を感じられる程度に溶け込んでいて、意識しなければまったく気にならない。余韻は、コーヒーやタバコのスモーキーさとマッシュルームのエキス感、チョコレートの甘味など、複雑な余韻が長く続き、満足度の高い締めくくり。

¥.$.

ヴィンテージ:2011年
評価日:2024年09月01日

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