
ミュルミュール・ド・ラルシ・デュカス
Murmure de Larcis Ducasse
シャトー・ラルシ・デュカスは、ボルドー地方右岸、サン・テミリオンの町から東へ伸びる台地の斜面、シャトー・パヴィなどに隣接する絶好の立地に位置するワイナリーです。1893年から続く歴史を持ち、現在はグラディオ・アトマーヌ家が所有しています。2002年以降、ニコラ・ティアンポンやステファン・ドゥルノンクールらのチームによる改革で品質が向上し、2012年にはサン・テミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセに昇格しました。ミュルミュール・ド・ラルシ・デュカスは、このシャトーのセカンドワインです。ファーストワインと同様の丁寧な栽培と醸造が行われ、メルロを主体にカベルネ・フランをブレンドしています。畑は南向きの斜面で、粘土石灰質土壌、石灰岩、粘土、泥灰土など多様な土壌構成がブドウに複雑さをもたらします。セカンドワインとはいえ、熟成はバリック(新樽30%、1年樽70%)で14-16ヶ月と十分な期間をかけて行われます。その味わいは、豊かな果実味に加え、スパイシーさとエレガントで華やかな香りが特徴です。「ささやき」という意味を持つその名の通り、控えめながらも、テロワールと生産者の情熱を感じさせるサン・テミリオンワインです。
5,731 円~
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