赤系果実を中心にフレッシュでチャーミングなアロマ。酸味が乗っていてバルサミコ酢のようにも感じられる。味わいは果実味やタンニンの強さのせいか、酸味は強めなものの香りの印象ほどは強くは感じずバランスが良い。口当たりこそシルキーだが、タンニンの収斂感が凄まじく強く、余韻は舌にティッシュでも張り付いているかのような感覚さえ覚える。

シト・モレスコ
Sito Moresco
シト・モレスコは、イタリアワインの帝王と称されるガヤが手掛けるエントリークラスの赤ワインです。1979年にアンジェロ・ガヤ氏が取得した畑に由来し、その名の意味は「モレスコさんの場所」を指します。このワインは、ピエモンテの伝統品種であるネッビオーロとバルベーラに、国際品種のメルロをブレンドして造られます。ブドウは、バルバレスコ地区のトレイゾとバローロ地区のセッラルンガの畑から収穫されます。トレイゾは酸が豊富でエレガントなワインを生み出す一方、セッラルンガは力強く骨格のあるワインを生み出します。シト・モレスコは、この二つの地域のブドウを組み合わせることで、女性的な繊細さと男性的な力強さを兼ね備えた、バランスの良い味わいに仕上がっています。醸造方法は、品種ごとにステンレスタンクで発酵後、ブレンドしてバリック(小樽)で12ヶ月熟成されます。その後、最低6ヶ月の瓶熟成を経てリリースされます。果実のピュアなアロマとフルーティな味わいが特徴で、ネッビオーロの上品さにバルベーラの酸、メルローのしなやかさが加わり、調和のとれたスタイルとなっています。若いうちから楽しめる親しみやすさがあり、ガヤのワインの入門編として最適です。
4,130 円~
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酸味
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余韻の
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ヴィンテージ:2017年
評価日:2020年11月20日