非常にバランス良く、女性的なエレガントスタイルのバローロ。洗練されたクオリティの高さが感じられ、香りも味わいも透明感がある。まだタンニンはネッビオーロらしい収斂感を残しているものの、それでも飲みやすく、今飲んでも十分に楽しめる。香りは、レッドチェリーやブルーベリーの比較的軽やかな果実香に、砂糖漬けしたような甘いニュアンスがあるスミレやバラの華やかな花の香り、甘いスパイス、レザーなど、現時点ではそこまでの複雑味はないが、洗練された香水のような美しいアロマ。口に含むと、熟したストロベリーのような味わいで、中庸ながら伸びがあり充実した果実味と少しの甘味、それらとちょうどよいバランスの酸味がある。ミディアムボディの優しい味わい。余韻にかけてはミネラルが感じられ、タバコのニュアンスも感じられる。

バローロ ダグロミス
Barolo Dagromis
「ガヤ」は「イタリアワインの帝王」と称され、17世紀半ばに始まる歴史を誇ります。現在、アンジェロ氏の指導のもと、ピエモンテとトスカーナに広がる250エーカーと67エーカーの畑で、世界的に高評価を受けるワインを造っています。「バローロ ダグロミス」は、ラ・モッラとセッラルンガの2つの極上畑のブドウを使用した非常に贅沢なバローロとして知られます。独自の土壌特性により、エレガントでソフトなタンニンと、引き締まったボディ、しっかりとした酸を持つワインが生まれます。納得のいくヴィンテージのみ製造され、二羽のキジが描かれたラベルが特徴的です。早い時期から楽しめるスタイルですが、力強い骨格は長期熟成にも耐える逸品です。ワイン評価誌には一切出品しておらず、ファンや愛好家の間で人気のワインです。
14,300 円~
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ネッビオーロ:100%
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アロマチャート
アロマの詳細

赤系果実

黒系果実

加工・ドライフルーツ

花

植物・野菜

フレッシュハーブ

ドライハーブ等

動物系

焦げ臭

スパイス

薬品・化学物質

酒類
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2016年
評価日:2021年11月10日
果実、花、ハーブ、スパイス等々複雑な香り。口に含むと驚くほどの果実味が一気に広がる。2015年ヴィンテージにしては外観、味わいに若干の熟成感が出ているが、タンニンはまだ荒々しく、熟成ポテンシャルも感じられる。

¥.$.
ヴィンテージ:2015年
評価日:2019年12月25日