
バローロ カステッロ
Barolo Castello
アルナルドリヴェラは、イタリア統一運動の立役者、カミッロ・ベンソ・カヴール侯爵の居城で世界遺産にも登録されているグリンザーネ城の麓、バローロの生産エリア東北部に位置するグリンザーネ・カヴール村のクリュです。この地で造られるバローロは、19世紀までは甘口ワインとして知られていましたが、カヴール侯爵がフランス人醸造家ルイ・ウダールを招き、技術革新によって今日のバローロの礎となる、しっかりとしたタンニンを持つ辛口ワインへと変貌を遂げました。標高250m、東から南西に面した畑は、水はけの良い泥灰土壌で、粘土を多く含んでいます。ブドウは2003年に植樹されました。9月末に収穫されたネッビオーロは、除梗、破砕後、20~30℃に温度管理されたステンレスタンクで約3週間発酵。その後、500Lのフレンチオーク樽に移され、マロラクティック発酵を経て32ヶ月熟成されます。深みのあるガーネット色のワインは、フルーツや花の豊かな香りに、バラやタバコ、スパイスの香りが複雑に混ざり合います。しっかりとしたタンニンはベルベットのようにしなやかで、長期熟成のポテンシャルを秘めた、骨格のしっかりとした風格のある味わいです。
8,571 円~
タイプ
品種
ネッビオーロ:100%
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