パオロ・スカヴィーノ ランゲ ネッビオーロ

ランゲ ネッビオーロ

Langhe Nebbiolo

パオロ・スカヴィーノは、バローロの中心地、カスティリオーネ・ファッレット村を本拠地とするワイナリーです。1921年にロレンツォ・スカヴィーノによって設立され、現在は孫であるエンリコ・スカヴィーノが当主を務めています。エンリコは、1960年代後半からワイン造りに携わり、1970年代前半には単一畑のキュヴェ醸造を開始しました。当時、多くの小作農が大手にブドウを買い叩かれる中、エンリコは自らブドウを醸造し、バローロの新たな可能性を見出しました。彼は伝統に囚われず、テロワールを重視したワイン造りで「バローロ・ボーイズ」の中心人物として活躍し、バローロの品質向上と農家の地位向上に大きく貢献しました。ランゲ・ネッビオーロは、ラ・モッラ村にある二つの畑、ブリッコ・マネスコッタ(樹齢48~56年)とアヌンツィアータ(樹齢19年)のネッビオーロ種を使用しています。これらの畑は南西向きで標高260~300mに位置し、石灰質土壌が特徴です。バローロのシングルヴィンヤードを名乗れるポテンシャルを持ちながら、あえてランゲ・ネッビオーロとしてリリースされています。醸造においては、ステンレスタンクと一部樽を使用し、醗酵と熟成を行います。マセラシオン、マロラクティック発酵を行い、6ヶ月間樽熟成した後、1年間ステンレスタンク熟成させます。このワインは、果実の凝縮感と滑らかでボリュームのあるタンニンが特徴です。発展的で複雑なアロマを持ち、活気に満ちた骨格とエレガントで柔らかな味わいが調和しています。ブドウ本来の純粋な旨味とともに、心地良い酸と柔らかいタンニンが広がります。

3,773  円~

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