パオロ・スカヴィーノ ドルチェット・ダルバ

ドルチェット・ダルバ

Dolcetto d'Alba

パオロ・スカヴィーノは、イタリア・ピエモンテ州のバローロ地区を代表するワイナリーです。1960年代、バローロの生産者たちが貧困にあえいでいた時代に、現当主エンリコ・スカヴィーノは、いち早く単一畑のバローロをリリースし、その品質の高さとテロワールへのこだわりで世界的な評価を獲得しました。彼の先進的な取り組みは「バローロ・ボーイズ」と呼ばれる生産者たちにも影響を与え、バローロ地区全体の品質向上に大きく貢献しました。パオロ・スカヴィーノは、バローロの11の村のうち6つのグラン・クリュを所有する稀有なワイナリーであり、その中でもドルチェット・ダルバは、カスティリオーネ・ファレット村の単一畑「ヴィニョーロ」の樹齢15年以上のブドウから造られます。ベーシックなバローロにも単一区画のブドウのみを使用するなど、エンリコのワイン造りへの情熱と品質への妥協のない姿勢は、ドルチェット・ダルバにも反映されています。このワインは、ブルーベリーや熟したプラムなどの果実味と、テロワールに由来するしなやかさの中に程よいストラクチャーを感じさせる、ソフトな口当たりながらも自己主張の強い味わいが特徴です。ステンレスタンクで6ヶ月熟成させることで、フレッシュで親しみやすいスタイルに仕上がっています。

2,970  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

1 サワーチェリー
黒系果実

黒系果実

1 ブルーベリー
花

1 スミレ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 ラズベリーパイ
スパイス

スパイス

1 ナツメグ
1 白コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 ブルーベリージャム

ユーザーコメント

数年ぶりのドルチェット・ダルバ。前回飲んだときは若すぎてガチガチに閉じていたが、今回も早いは早いが開いてきている。香りのトップノートは、凝縮感のあるブルーベリーやほのかなイースト感漂うラズベリーパイ、スミレの甘やかな香りから始まり、次いで白コショウやナツメグのスパイシーさが際立ち、その後サワーチェリーのような酸味の乗った香りへと変わる表情豊かなワイン。口に含むと、ややジャミーな印象の果実味が強く、強くはないがしっかりとした甘味があるフルボディの味わい。酸味も中庸からやや強めなおかげで甘すぎないバランスになっている。タンニンは収斂感は少ないが、ボリュームを感じ、果実味や酸味の若々しさもあってまだまだ飲み頃には遠い印象。余韻にもブルーベリージャムのような果実味、甘味が残るが、比較的早く消える。

¥.$.

ヴィンテージ:2017年
評価日:2021年06月01日

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