
ヴィーノ・ロッソ
Vino Rosso
パオロ・スカヴィーノは、バローロの中心地、カスティリオーネ・ファレット村に位置するワイナリーです。1921年にロレンツォ・スカヴィーノによって設立され、現当主エンリコ・スカヴィーノへと受け継がれました。エンリコは、かつて「バローロ・ボーイズ」の一員として、伝統にとらわれない革新的なワイン造りでバローロの地位向上に貢献した人物です。パオロ・スカヴィーノのヴィーノ・ロッソは、ワイナリーが所有する複数のクリュ、つまり単一畑の若木のブドウから造られるベーシックワインです。バローロDOCG認定区画産のネッビオーロを主体に、ピエモンテの土着品種であるバルベーラとドルチェット、そしてメルロをブレンドしています。このワインは、バローロらしい気品と重厚感を持ちつつも、若木のブドウを使用することでフレッシュでチャーミングな味わいに仕上がっています。土着品種のバルベーラとドルチェットは、複雑性と豊かな果実味を、メルロはまろやかさを加えています。醸造においては、品種ごとにステンレスタンクで発酵、マセラシオン、マロラクティック発酵を行い、土着酵母を使用しています。熟成もステンレスタンクで6ヶ月間行います。ヴィーノ・ロッソは、輝くルビー色をしており、サクランボやスパイスの香りが持続します。味わいはフレッシュでありながら、しっかりとしたストラクチャを備えています。
3,520 円~
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