カステッロ・デラ・サラ チェルヴァロ・デラ・サラ

チェルヴァロ・デラ・サラ

Cervaro della Sala

チェルヴァロ・デラ・サラは、700年の歴史を誇る名門アンティノリがイタリア・ウンブリア州で手掛ける白ワインのフラグシップです。ワインアドヴォケイト誌や『ガンベロ・ロッソ』で毎年のように高評価を受け、イタリアワインの最高峰とされる逸品です。白ワインを長期熟成するという概念がなかった1980年代のイタリアにおいて、ブルゴーニュのモンラッシェなどを研究し、長期熟成を想定したチェルヴァロ・デラ・サラを生み出したことで、後に「イタリアの白ワインの歴史を変えた」と言われ、イタリアのプレミアム白ワインの先駆けとして有名になりました。ブドウは、国際品種のシャルドネを主体としつつ、「その土地の伝統と個性を活かす」というアンティノリの精神に基づき、グレケットが10%ブレンドがされています。手摘みで収穫された最良のブドウは、新樽で熟成され、鮮烈な果実味とミネラルが調和したエレガントな味わいが特徴です。

8,470  円~

タイプ

品種

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テイスティングノート

8件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

2 ライム
2 グレープフルーツの皮
1 熟したレモン
1 グレープフルーツ
1 レモン
寒冷地の果実

寒冷地の果実

3 洋梨
1 熟したカリン
1 熟した洋梨
1 カリン
温暖地の果実

温暖地の果実

2 白桃
1 熟したメロン
トロピカルフルーツ

トロピカルフルーツ

2 パイナップル
2 バナナ
花

2 スイカズラ
1 セイヨウサンザシ
1 桃の花
1 菩提樹
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 レモングラス
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 干し草
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 トースト
蜜

1 蜂蜜
動物系

動物系

1 レザー
ナッツ

ナッツ

4 ヘーゼルナッツ
1 ナッツ
樹木

樹木

1 オーク
焦げ臭

焦げ臭

1 火打石
1 キャラメル
スパイス

スパイス

3 バニラ
3 白コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 石灰
2 濡れた石
2 ヘーゼルナッツ
2 バニラ
1 ライム
1 火打石
1 キャラメル
1 カスタードクリーム
1 パイナップル
1 カラメル
1 バナナ
1 レモン

ユーザーコメント

色合いは濃い黄金色で、外観からもピークに近いとすぐにわかる。色合いに反して熟成感はそこまで強くないものの、果実味が少し弱めで、これ以上熟成させるとスカスカに感じられてしまうかもしれない。香りは、非常にフルーティで、熟したレモンや洋梨、カリン、バナナなど、南国系でモダンな印象を受ける。他にもグレープフルーツピールやレモングラスなどのハーブ香や白胡椒もしっかりと感じられる。口に含むと、熟したレモンの味わいから始まり、アタックは酸味の印象が強く、後半はバナナの甘味のある味わいへと変化する。果実味は中庸だが、酸味や甘味とのバランスでみるとやや弱く感じられ、周辺の優良年と比べるとポテンシャルの低いヴィンテージに感じられる。余韻はレモンやバナナの風味が残りつつ、カラメルのニュアンスも出てきて、熟成感も感じられる。

¥.$.

ヴィンテージ:2017年
評価日:2025年08月28日

果実味や樽の強さによるインパクト勝負ではなく、ミネラルを中心とした洗練された完成度の高さを感じる逸品。最初こそアタックのインパクトの無さから、眠っているワインか、はたまたそこまでのポテンシャルの無いワインかと思ったが、果実味とはまた違う旨味がジワジワと広がっていき、ミネラル感とともに終盤まで途切れることのない旨味が持続する。香りは、抜栓時からヘーゼルナッツの香ばしさが感じられ、トップノートにはバニラ香もあるが、どちらも控えめで上品。白桃やライム、スイカズラのスッキリとした華やかさに白コショウのスパイシーさもあり、バランスの良いアロマ。口に含むと、アタックは果実味も酸味も中庸で、甘味も無く、肩透かしかと思いきや、そこからミネラル感と旨味がゆったりと広がっていき非常に心地良い味わいになる。ボディはミディアム程度だが、ここまでミネラル感の強い味わいはこれまでのヴィンテージ以上で、ミネラルを味味合わせるワインといった印象。果実味主体とした過去のヴィンテージも素晴らしかったが、さらに洗練されて一段ステージが上がった印象を受ける。

¥.$.

ヴィンテージ:2018年
評価日:2024年02月16日

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