口に含むとそんなに甘くないのだが、香りはトップノートから煮詰めたブラックベリージャムが強烈で甘い印象が刷り込まれる。まるでローヌシラーのようで、パーカー・ポイント93点とはそういうことかと納得。一応右岸らしさとして海鮮醤のような肥沃な土壌を感じさせる香りも強い。味わいのほうは意外とバランスが良いが、閉じた印象で、超熟とは言わないまでもある程度の熟成を必要としそう。余韻にはまたジャミーなニュアンスが帰ってくる。

シャトー・ドーゲ
Château Daugay
シャトー・ドーゲは、ボルドー地方サン・テミリオンのピエ・ド・コート丘陵の南西に位置する、サン・テミリオン・グラン・クリュに格付けされたシャトーです。その歴史は1816年に創立され、1867年のパリ万博で金賞を受賞するなど輝かしい実績を誇ります。畑は8世紀末から続く由緒あるもので、銘醸シャトー・アンジェリュスの隣に位置し、粘土と砂質石灰土からなる土壌でメルロを主体にカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。1985年まではシャトー・アンジェリュスの一部として瓶詰めされていましたが、現在はアンジェリュスと同じブアール家が所有し、その娘ヘレンと、アンジェリュスの醸造責任者でもある夫ジャン・ベルナール・グルニーによって管理されています。醸造は温度管理されたステンレスタンクで行われ、熟成には新樽、一年樽、ステンレスタンクをそれぞれ三分の一ずつ使用し、18〜20ヶ月間熟成されます。
4,840 円~
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ヴィンテージ:2016年
評価日:2020年12月03日