シャトー・ベルガ

シャトー・ベルガ

Château Bergat

シャトー・ベルガは、サン・テミリオンの傑出したシャトーで、2008年にグラン・クリュ・クラッセに指定されています。南向きの丘陵に位置するブドウ畑は粘土と石灰質土壌で育まれ、サン・テミリオンらしい豊かな果実味を生み出します。生産本数は少なく、コレクターやワイン通には知られた隠れた銘酒とされています。2012年にはシャトー・トロット・ヴィエイユへ吸収されたため、以降はシャトー・ベルガとしては生産されておらず、今ではほとんど市場で見かけることのない希少なワインです。手摘みで収穫され、ステンレスタンクとコンクリートタンクで発酵し、新樽でマロラクティック発酵を行います。熟成には新樽比率50%のフレンチオーク樽を使用し、14〜18ヶ月熟成させます。

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アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

2 ブラックベリー
1 ブルーベリー
1 熟したブラックベリー
1 ブラックチェリー
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

2 プルーン
1 ドライカシス
花

2 スミレ
1 バラ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 メントール
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 海鮮醤
1 ブラックフォレストケーキ
土・森の下草

土・森の下草

2 黒鉛
1 キノコ
1
1 腐葉土
動物系

動物系

1 なめし革
ナッツ

ナッツ

1 アーモンド
樹木

樹木

1 オーク
焦げ臭

焦げ臭

2 ホワイトチョコレート
1 コーヒー
1 チョコレート
1 タール
スパイス

スパイス

2 リコリス
1 クローヴ
1 サフラン
1 ピンクペッパー
1 黒コショウ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 樟脳
酒類

酒類

1 ブラックベリーリキュール
1 クレーム・ド・カシス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 コーヒー
1 ホワイトチョコレート
1 海鮮醤
1 プルーン
1 マッシュルーム
1 熟したブラックベリー
1 石灰

ユーザーコメント

2年前はガチガチに閉じていたが、今は開いて素晴らしいポテンシャルを感じさせてくれる。まだ熟成感は少なく、味わいも圧倒的な果実味を維持していてさらなる熟成ポテンシャルがある。香りは、トップノートはクローヴのスパイシーなノートがあり、右岸らしくしっかりと腐葉土の香りもあり、ホワイトチョコレートのような甘いノートも強め、クレーム・ド・カシスやプルーンの熟成感があるニュアンスも感じられる。口に含むと、アタックから強烈な果実味に圧倒され、まだまだ元気なワインだと認識させられる。タンニンは滑らかで大分馴染んできているが、まだ骨格を残していてフルボディの飲みごたえある味わい。香りの印象とは打って変わって甘味はほとんどなく、酸味も穏やか。ここから熟成感ある甘味や旨味が加わってくると思うと非常に楽しみ。余韻はコーヒーのニュアンスがあるが、若干タンニンに押されて早めにかき消えてしまい、こちらもこれからといった感じ。

¥.$.

ヴィンテージ:2009年
評価日:2022年08月23日

まだ入り口ではあるがピークの域と言ってよい頃合い。香りの要素としては少ないが、それぞれが力強くバランスし合うことで複雑味も十分な印象。トップノートは落ち着きを感じるもののタールの重々しい樽香があり、乾燥させたカシス、メントール、そして黒胡椒のスパイシーさも強く、右岸というより左岸の印象を受けるアロマ。口に含むと、角が取れたまろやかで柔らかいアタックに迎えられるとともに、果実味がぐっと伸びてきて圧倒的な強さに感じられる。それに負けないしっかりとした酸味、熟成による甘味とバランスが良く、ボディはこなれてミディアムボディになっているが、味わいのインパクトは強い。タンニンはほぼ溶け込みきっており、滑らかで収斂感もない。余韻には石灰のミルキーなミネラル感が少し感じられ、香りはスパイシーで重々しい印象だったが、味わいは終始柔らかい印象を受ける。もう数年熟成させられるポテンシャルもある素晴らしい出来。

¥.$.

ヴィンテージ:2008年
評価日:2022年07月17日

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