
シャトー・ド・フェラン
Château de Ferrand
シャトー・ド・フェランは、ボルドー地方サン・テミリオン地区の東部に位置し、その歴史は1659年まで遡ります。長い歴史の中で一貫してフェラン家が所有していましたが、1978年にボールペンメーカーBIC社の創業者であるビック男爵の手に渡りました。その後、娘のポリーヌ氏夫妻がシャトーを受け継ぎ、現在に至ります。2009年には醸造設備を一新し、最新技術を導入することでワインの品質はさらに向上しました。その結果、2012年にはINAOの格付け見直しにより、サン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセへの昇格を果たしました。シャトー・ド・フェランは、アペラシオンの中で最も標高の高い場所に位置し、広大な森に囲まれた独自のテロワールを有しています。42ヘクタールの敷地のうち、32ヘクタールがブドウ畑で、メルロを主体にカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しています。土壌は粘土質を多く含むことが特徴で、畑は区画ごとに異なるアプローチで丁寧に管理されています。栽培においてはテラ・ヴィティスの認証を取得しており、リュット・レゾネを実践しています。収穫は人の手と選果機の両方で行い、完璧な状態のブドウのみを選別。醸造ではコンクリートタンクで発酵後、新樽比率60%のフレンチオーク樽で16ヶ月間熟成されます。こうして造られるワインは、力強さとエレガントさを兼ね備えた、長期熟成にも向くスタイルに仕上がっています。
6,787 円~
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