シャトー・ド・フェラン ル・ディフェロン・ド・シャトー・ド・フェラン

ル・ディフェロン・ド・シャトー・ド・フェラン

Le Différent de Château de Ferrand

シャトー・ド・フェランは、フランス・サンテミリオン地区に位置する歴史あるワイナリーです。1659年まで遡る記録が残っており、長きにわたりフェラン家によって守られてきました。1702年に建設された荘厳なシャトーは、ベルサイユ宮殿の建築家による設計としても知られています。ワイナリーは、サンテミリオンの中でも最も標高の高い場所に位置し、風通しの良い健全な畑が広がっています。周囲を森に囲まれた独自の環境は、ブドウ栽培に理想的な条件を提供しています。1978年以降はビック家の所有となり、設備投資や技術革新によって更なる品質向上を実現。2012年には「サン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセ」に昇格を果たしました。ル・ディフェロン・ド・シャトー・フェランは、このシャトーのセカンドワインです。ファーストワインの力強いスタイルを受け継ぎながら、完熟した果実の親しみやすい味わいが特徴です。メルロを主体に、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンド。フレンチオーク樽で12ヶ月熟成されます。凝縮感のある果実味と長い余韻が印象的な、上品かつ高品質なワインです。

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アロマチャート

アロマの詳細

加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 煮詰めたブラックベリー
植物・野菜

植物・野菜

1 ピーマン
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 スコーン
土・森の下草

土・森の下草

1 湿った土
ナッツ

ナッツ

1 アーモンド
焦げ臭

焦げ臭

1 カカオ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 カカオ
1 バター

ユーザーコメント

ローヌやニューワールドのような樽甘濃厚なモダンスタイル。バタリーではあるが落ち着きはあり、荒々しくはないものの、タンニンはまだまだ重く、セカンドワインと言えども飲み頃はまだ先。香りは、グラスに注いでいるときから煮詰めたブラックベリーの濃厚な果実香が漂い、アロマの大部分を占める勢い。カカオのビターな甘さやスコーンのようなバタリーさ、アーモンド、湿った土、ピーマンなどの要素もあり、もっと落ち着けば複雑味も出てくるだろう。口に含むと、香りの印象どおり、煮詰めたブラックベリーの濃厚な果実味と甘味があり、酸味が穏やかなこともあって、ボディのわりに重たく感じられる。タンニンは馴染みつつある気配はあるものの、さすがに無視できない程には存在感がある。余韻はバターとカカオの風味が強過ぎないがしっかりと主張し、長めに続く。セカンドということも考えれば、クオリティは申し分なく、あとはこのスタイルが好きかどうかで評価が分かれるワインだろう。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2024年03月20日

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