ニッツァ・リゼルヴァ コスタミオーレ
Nizza Riserva Costamiòle
プルノットは、1923年にアルフレッド・プルノット氏がランゲ・ワイン協同組合を買収したことから始まりました。同氏は優れた経営手腕と醸造技術で「ピエモンテのワインと言えばプルノット」と言われるほどの成功を収め、当時一般的だった様々な畑のブドウの混醸ではなく、区画ごとのテロワールの個性を活かす「クリュ」の概念を初めてピエモンテに導入しました。1956年にアルフレッド氏が勇退した後、ワイナリーは友人のペッペ・コッラ氏に引き継がれ、1989年にはアンティノリ傘下に入りました。ニッツァ・リゼルヴァ コスタミオーレは、アリアーノ・テルメ地区の南向きのブドウ畑から造られます。この地域はバルベーラ品種の栽培に最適な気候条件を備えています。収穫されたブドウは除梗・破砕後、30℃以下の温度管理下でスキンコンタクトを行い、最適な抽出を目指して丁寧に醸造されます。その後、約12ヶ月間、フランス産新樽のバリックで熟成。瓶詰め後も最低1年間熟成させてからリリースされます。深みのあるルビー色に紫のニュアンスが加わった外観で、スミレやプラムのアロマにリコリスやバニラの香りが複雑に絡み合います。力強く凝縮感のある味わいは、果実味とスパイスのバランスがとれており、長い余韻が楽しめます。
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バルベーラ：100%
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