
ロエロ・アルネイス
Roero Arneis
プルノットは、1923年、アルフレッド・プルノット氏が第一次世界大戦後に経営難に陥っていたランゲ・ワイン協同組合を買収したことから始まりました。アルフレッド氏は優れた経営手腕と醸造技術でワイナリーを「ピエモンテのワインと言えばプルノット」と言われるまでに成長させました。1956年にアルフレッド氏が勇退した後、ワイナリーは友人である醸造家のペッペ・コッラ氏に引き継がれ、さらに1989年にはアンティノリ社の傘下に入りました。プルノットのロエロ・アルネイスは、ピエモンテを代表する土着品種アルネイス100%で造られる白ワインです。この「へそ曲がり」を意味する難しい品種は、ブルーノ・ジャコーザ氏とアルフレード・クッラード氏によって復活を遂げ、2004年にはD.O.C.G.に認定されました。青リンゴや野の花の爽やかな香りにアーモンドのニュアンスが特徴的で、余韻にはほのかな苦味があります。収穫されたブドウは優しく圧搾され、低温で静置することで不純物と果汁が自然に分離されます。果汁は18℃以下の温度管理下で15日間発酵した後、ステンレスタンクで低温熟成され、数ヶ月後に瓶詰めされます。醸造から熟成まで一貫した低温管理は手間がかかりますが、アルネイスの持つアロマやフレッシュさを最大限に引き出すためのプルノットのこだわりです。白い花の香りに、ビターオレンジやグレープフルーツの溌剌とした香りが加わり、レモンやりんごを思わせるフレッシュな味わいと、しっかりとした酸味とミネラル感が楽しめます。
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アルネイス:100%
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