これぞイメージどおりの熟成感、といった感じで飲み頃のピーク。色合いもしっかり琥珀色に変わり、凝縮感を期待させる。香りは、黄桃のコンポートや熟した洋梨など、かなりしっかり果実の香りがあり、それに比べると控えめに蜂蜜やサワークリームなどの熟成香も感じられる。また、ミネラルも豊富で砕いた石のニュアンスがある。口に含むと、驚くほど強い果実味に圧倒される。最近試したジョブロのジヴリ・アン・ヴォー06は元々熟成に耐えるポテンシャルがなかったのだなと感じるスカスカな果実味だったが、こちらは逆に元々のブドウのポテンシャルを感じさせる味わい。果実味由来で甘味も感じられるが、酸味もしっかりとあって強い果実味ともバランスし、想像以上にスッキリとした味わいにまとまっている。余韻も長く、石灰とカラメルのほんのりロースト感のあるニュアンス。

ジヴリ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・セルヴォワジーヌ ブラン
Givry 1er Cru Clos de la Servoisine Blanc
ドメーヌ・ジョブロは、ブルゴーニュ地方南部のコート・シャロネーズ地区にあるジヴリを代表するトップドメーヌです。14ヘクタールほどの自社畑を所有し、そのすべてがジヴリのアペラシオンに位置しています。中でも、クロ・ド・ラ・セルヴォワジーヌはプルミエ・クリュ(一級畑)に格付けされており、南向きの緩斜面に位置しています。2021年からは、醸造学のディプロマを持ち、アルザスの名門ドメーヌやシャトー・パルメでの経験を積んだエレーヌ・サルキス氏がワイン造りを担当しています。彼女は、ドメーヌの伝統的なスタイルを継承しつつ、ジヴリでは珍しいほど高い新樽率(白ワインで45%)でワインを醸造しています。これは、凝縮感のあるブドウを収穫することで実現しており、「豊かな果実味、余韻の長さ、複雑さ」を兼ね備えたワインを生み出しています。「ジヴリ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・セルヴォワジーヌ ブラン」は、リッチでボリューム感のあるシャルドネから造られます。グレープフルーツやパイナップル、マンゴーなどのトロピカルフルーツの香りに、香ばしいアーモンドや蜂蜜のニュアンスが加わり、厚みのある味わいが特徴です。オイリーな質感がありながらも、酸とミネラルがしっかりと感じられ、引き締まったフィニッシュへと続きます。
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シャルドネ:100%
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ミネラル

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余韻の
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ヴィンテージ:2007年
評価日:2021年03月26日
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