シャトー・ヴァル・ド・ロック

シャトー・ヴァル・ド・ロック

Château Val de Roc

シャトー・ヴァル・ド・ロックは、リブルヌから北へ約15kmのサン・シエ・ダブザックに位置し、ローラン・ヴァレ氏とセヴェリーヌ夫人が手がけるワイナリーです。ローラン・ヴァレ氏はサン・テミリオンのシャトー・オーゾンヌで栽培責任者を務める人物で、オーゾンヌに務めながら自宅近くのサン・シエ・ダブザックで優れたワイン造りに注力しています。畑は南向きの傾斜に広がり、粘土石灰質の土壌で栽培されるメルロ種を中心にボルドー系品種が育てられています。ブドウの収穫は手摘みで行われ、除草剤不使用の自然環境に配慮した栽培が行われています。発酵にはセメントタンクとステンレスタンクを使用し、マロラクティック発酵も行われます。熟成の1/3には、オーゾンヌで1年使用したバリックが使用されています。

2,365  円~

タイプ

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アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 ブラックベリー
植物・野菜

植物・野菜

1 フェンネル
土・森の下草

土・森の下草

1 トリュフ
1 腐葉土
焦げ臭

焦げ臭

1 エスプレッソ
スパイス

スパイス

1 クローヴ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 コーヒー

ユーザーコメント

オーゾンヌの栽培責任者がフロンサック近郊で作るワイン。1杯目は少しやりすぎなくらいに強烈な複雑味を感じ、さすがはオーゾンヌの経験を活かしていると思わせてくれたが、抜栓後急速に劣化していくような感覚で、尻すぼみで最後のほうは残念な印象。保存状態が悪かったのかもしれないし、金額的には気軽に再挑戦できるので、これだけで切り捨てるのは惜しいと感じる。以降は1杯目に対するコメント。香りは、トップノートからトリュフ香が強烈で、腐葉土のノートとも相まってやややりすぎ感もあるほど。他にもエスプレッソのようなしっかりとしたロースト香、フェンネルのようなヴェジ香、ブラックベリー、クローヴなども感じられる。口に含むと、果実味が強く出る造りを心がけているだけあってアタックから酸味を伴う強烈な果実味に迎えられ、樽由来の甘味も相まって、ミディアムボディながら飲みごたえのある味わい。タンニンはまだ完全には溶け込んでいないが、十分飲める程度にはこなれている。余韻は香りの印象よりは落ち着きのあるコーヒーのロースト感が長めに残る。最後まで1杯目の印象で終われば驚きのコスパだった。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2022年09月23日

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