レ・プラント・ド・デュルフォール・ヴィヴァン
Les Plantes de Durfort Vivens
シャトー・デュルフォール・ヴィヴァンは、ボルドー地方マルゴー地区に位置する歴史あるシャトーです。1855年のメドック格付けで2級に認定された名門であり、かつてはシャトー・マルゴーの所有下にあった時期もありました。1937年から1961年まではシャトー・マルゴーの一部として扱われ、デュルフォール・ヴィヴァンの名前でワインが市場に出回ることはありませんでした。1961年以降、リュシアン・リュルトン氏、そして1992年からは息子のゴンザッグ・リュルトン氏がオーナーとなり、大規模な設備投資を行い品質向上に努めてきました。1995年には、真の意味で「シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン」として販売が再開され、市場への復活を果たしました。レ・プラント・ド・デュルフォール・ヴィヴァンは、以前は「ル・ルレ」という名称でセカンドワインとして販売されていましたが、その品質の高さを評価され、現在では「レ・パルセル・ド・デュルフォール・ヴィヴァン」シリーズの一つ、「レ・プラント」という独立したキュヴェとして位置づけられています。カベルネ・ソーヴィニョンを主体に、メルロとカベルネ・フランをブレンドし、木樽、コンクリートタンク、そしてアンフォラで発酵されます。熟成は、イタリア製のテラコッタとフレンチオークの新樽15％を含む樽で16ヶ月間行われます。マルゴーの格付け2級シャトーのワインとしては良心的な価格設定も魅力です。ワインは、スパイシーで魅惑的な香りとミネラル感を持つ、フレッシュで力強いスタイルに仕上がっています。
5,480 円~
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