
モスカート・ジャッロ
Moscato Giallo
ヴィーニャ・ファレルニアは、チリ最北端のエルキ・ヴァレーに位置するワイナリーです。当時、チリのワイン産地はサンディアゴ以南に集中していましたが、1995年にイタリア人醸造家ジョルジオ・フレッサティ氏がエルキ・ヴァレーを訪れた際、その土地のポテンシャルに感銘を受け、従兄弟であるアルド・グラモラ氏と共に1998年にワイナリーを設立しました。周囲からは無謀だと非難されましたが、彼らの信念と努力によって、エルキ・ヴァレーはチリを代表するワイン産地の一つとして認められるようになりました。ヴィーニャ・ファレルニアは、エルキ・ヴァレーの中でも標高350mから2070mまで、異なる4つの区画に畑を所有しています。モスカート・ジャッロは、ワイナリーの近く、標高約600mに位置する畑で栽培されています。アタカマ砂漠の南端に位置するエルキ・ヴァレーは非常に乾燥した気候で、ブドウ栽培に最適な環境です。モスカート・ジャッロの平均樹齢は8~10年で、すべて手摘みで収穫されます。収穫されたブドウは空気圧プレスで圧搾され、数時間のスキンコンタクトを経てアロマを抽出します。その後、ステンレスタンクで14.5~16℃の低温で発酵、熟成されます。こうして造られるモスカート・ジャッロは、バラの花を思わせるアロマティックでフレッシュな香りが特徴の辛口白ワインです。アプリコットのような豊かな果実味も感じられ、余韻にはかすかな甘みと程よい酸が調和しています。ファレルニアのモスカート・ジャッロは、エルキ・ヴァレーのテロワールとイタリア人醸造家の情熱が生み出した、個性的なワインと言えるでしょう。
1,199 円~
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モスカート・ジャッロ:100%
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