シャトー・ベルナドット

シャトー・ベルナドット

Château Bernadotte

シャトー・ベルナドットは、オー・メドック地区のポイヤックと隣接するサン・サヴール村に位置するシャトーです。1997年にメドック格付け第2級のピション・ラランドが買収し、オーナー夫人が「プティ・コンテス」と呼び愛した秘蔵シャトーです。名前は、ナポレオン配下の軍人で、後のスウェーデン王となったジャン・バティスト・ジュール・ベルナドットに由来します。所有する砂岩と粘土石灰質土壌からなる38haの畑では、1haあたり1万株という格付けシャトー並の密植とINAO規定よりも低い収量に抑えることにより、長期熟成にも耐えうるブドウが栽培されています。手摘みで収穫されたブドウは区画ごとに分けて醸造され、低温浸漬で穏やかに抽出されたワインは、新樽率33%で12か月間樽熟成されます。近年はシャトー・アンジェリュスのオーナーであるユアール・ド・ボウアール氏をコンサルタントに迎えるなど、さらなる品質向上に取り組み、2020年からはクリュ・ブルジョワ・シュペリュールに昇格しています。

2,849  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 ブラックプラム
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 プルーン
花

1 ドライローズ
土・森の下草

土・森の下草

1 黒鉛
焦げ臭

焦げ臭

1 カカオ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 カカオ
1 ミルクコーヒー

ユーザーコメント

熟成に耐えるほどブドウのポテンシャルがなかったようで、複雑味にも欠け、味わいもややスカスカな印象。ただ、タンニンが甘く熟していて中盤以降は悪くなく、グレートヴィンテージなら可能性があるかもしれない。香りは少し弱々しく、ブラックプラムやプルーン、ドライローズ、黒鉛、そしてカカオのようなビターな甘いニュアンスがある。口に含むと、熟成によって果実味が枯れきっていて、酸味も穏やかで、ライトめにすら感じるアタックのインパクトの弱さ。中盤以降は熟したタンニンの甘味が美味しい。余韻もカカオやミルクコーヒーのニュアンスがある。

¥.$.

ヴィンテージ:2008年
評価日:2022年02月23日

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