シャトー・ラランド・ドーヴィヨン

シャトー・ラランド・ドーヴィヨン

Château Lalande d'Auvion

シャトー・ラランド・ドーヴィヨンは、1830年創業のクリュ・ブルジョワ級シャトーです。メドック北部のブレニャンに位置し、ベニヤン家が6世代にわたって所有・運営しています。約20ヘクタールの畑は、粘土石灰質と砂利主体の土壌に分かれたなだらかな丘陵地に広がります。栽培されるブドウはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが主体で、比率はほぼ半々ですが、収量を制限しているカベルネ・ソーヴィニヨンよりもメルロの方が最終的なブレンド比率が高くなります。ワイン造りにおいては伝統的な手法が重視され、ステンレスタンクでの発酵、フレンチバリック(新樽50%)での12ヶ月熟成が行われます。特筆すべきは、一部のワインを飲み頃になるまで熟成させてからリリースするというポリシーです。これは、手頃な価格でボルドーの熟成ワインの魅力を楽しんでほしいという生産者の想いからきています。

3,890  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 ドライイチジク
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ミント
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 ペストリー
土・森の下草

土・森の下草

1 マッシュルーム
1 黒土
焦げ臭

焦げ臭

1 チョコレート

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

ユーザーコメント

グレートヴィンテージということもあるが、金額を考えると十二分のクオリティ。タンニンがかなり強靭で、十分に溶け込み飲み頃を迎えてはいるが、フルボディに感じさせる骨格があり、中盤以降は味わいを覆い隠すような重たい雰囲気を醸し出す。香りは、抜栓直後のトップノートにはミンティなニュアンスが感じられ、初日はチョコレートの甘い香りが強く、タンニンそのものの香りのような黒土のニュアンス、マッシュルーム、そしてペストリーのような酵母感のあるニュアンスなどが感じられる。二日目にはドライフィグの香りが強くなる。口に含むと、落ち着きの出てきた果実味とともに甘味が結構しっかりと感じられる。熟成による甘味だけでなく、樽由来の甘味も強い。また、酸味が非常に穏やかなことも甘味を感じやすい要因。タンニンは非常に滑らかで、舌に堆積する感覚もないほど溶け込んでいるが、強靭な骨格があり、まるで溶けたタンニンを飲んでいるかのようなズッシリとした重たい味わい。それもあって余韻は非常に感じずらい。

¥.$.

ヴィンテージ:2009年
評価日:2022年03月01日

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