シャトー・ラ・カルドンヌ

シャトー・ラ・カルドンヌ

Château La Cardonne

シャトー・ラ・カルドンヌは、ボルドー地方メドック地区の北部、ポタンサックに隣接する丘陵地に位置する歴史あるシャトーです。17世紀からその名を残し、20世紀にはロートシルト家の所有下で畑の改良など、シャトー復興のために様々な努力が払われました。1990年からはドメーヌCGR社がオーナーとなり、更なるブドウ栽培の工夫やワイン造りへの最先端技術の導入に取り組んでいます。ワイン造りにおいては、かつてシャトー・ラフィット・ロートシルトの醸造責任者を務めたエリック・ファーブル氏がコンサルタント、そして醸造長としてその手腕を発揮しました。2000年からは、シャトー・ランシュ・バージュで醸造長を務めた経験を持つマガリ・ギュイヨン女史が醸造長に就任し、伝統を受け継ぎながらも更なる品質向上を目指しています。シャトー・ラ・カルドンヌは、クリュ・ブルジョワに格付けされており、メルロ種を主体にカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランをブレンドして造られます。サステーナブル農法を採用し、自然環境の保全にも配慮しています。ワインはステンレスタンクで発酵、マロラクティック発酵を行い、フレンチオーク樽(新樽比率50%)で12ヶ月熟成後、ステンレスタンクで18ヶ月間落ち着かせた後ボトリングされます。その後、広大な地下セラーにて出荷まで熟成されるため、飲み頃を迎えた状態で楽しめるのも魅力です。

2,035  円~

タイプ

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3件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

1 プラム
1 ラズベリー
黒系果実

黒系果実

2 ブラックチェリー
2 カシス
花

1 ドライローズ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ミント
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 タバコ
焦げ臭

焦げ臭

1 コーヒー
1 ダークチョコレート
スパイス

スパイス

2 スパイス
1 白コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 ダークチョコレート
1 ダークモカ

ユーザーコメント

10ヴィンテージだが、ようやく樽香の荒々しさが消えた程度の熟成の進み具合で、味わいはまだロースト感の印象が強く、そのせいで果実味がかき消されてしまっている。タンニンの溶け込み具合は良いものの、しっかりと熟成させたほうが本来の味わいが楽しめそう。香りは、カシスやブラックチェリーの溌剌とした黒系果実香と白胡椒のスッキリめのスパイシーさを主体に、ミントやダークチョコレート、コーヒー、ドライローズのニュアンスが感じられる。口に含むと、荒々しくはないものの、ロースト感が前面に出ていて非常に香ばしく、その印象が強いせいで果実味が本来の強度よりも弱々しく感じられてしまう。タンニンは角が取れ、ボディもミディアム程度。しっかりと酸味もあって飲み疲れはしない。余韻も引き続き香ばしさと酸味が感じられ、ダークチョコレートやダークモカの風味が少し重たい雰囲気で残る。

¥.$.

ヴィンテージ:2010年
評価日:2024年09月12日

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