かなり熟成が進んでいて飲み頃のピーク。これ以上の熟成は望めなそう。わずかに熱劣化しているきらいがあり、ラバー臭があるが、他の香りも力強くそこまで気にならずに飲めた。香りは、ミネラルがしっかりと変化してトップノートからチーズの香りが出て、蜜蝋のニュアンス、熟した洋梨やカリンなど、熟成感が強い。他には火打ち石やラバー臭があるが、これらはやや熱劣化っぽさを感じさせる。口に含むと、熟した果実味の力強さに圧倒される。熟成による甘味もあり、粘性もあって厚みのあるボディで飲みごたえがあるが、酸味も強くキレが良くてくどくない良いバランス。余韻には石灰質のミネラルと穏やかなカラメルの風味が長く続く。

シャサーニュ・モンラッシェ
Chassagne-Montrachet
フィリップ・ル・アルディは、ブルゴーニュ公国の初代公王の名を冠する、歴史と伝統に彩られたワイナリーです。2021年6月までは「シャトー・ド・サントネイ」というワイナリー名でしたが、その起源を再認識し、「フィリップ・ル・アルディ」として新たな歴史をスタートしました。コート・ドールとコート・シャロネーズにまたがる98ヘクタールの広大なブドウ畑を所有し、ブルゴーニュ地方でも最大規模を誇ります。その畑は、サントネイ、ボーヌ、ポマール、サントーバンなど、名だたるアペラシオンに広がり、グラン・クリュやプルミエ・クリュを含む43種類ものワインを生産しています。ワイナリーでは、環境に配慮した栽培を実践しており、除草剤を使用せず、草生栽培を取り入れることで土壌の活性化に努めています。また、ビオロジック栽培の認証も取得しています。醸造においては、伝統的な手法と最新の設備を融合させ、テロワールの個性を最大限に引き出すことに注力しています。シャサーニュ・モンラッシェは、世界的に有名な白ワインの産地であるコート・ド・ボーヌを代表するアペラシオンです。このワインは、粘土石灰質土壌で栽培されたシャルドネを使用し、ステンレスタンクでの発酵、マロラクティック発酵、オーク樽での熟成を経て造られます。熟した果実の香りと豊かなミネラル感、ピュアな酸味が特徴的で、エレガントな味わいが楽しめます。
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シャルドネ:100%
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ヴィンテージ:2014年
評価日:2022年03月25日
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