シャトー・ラモット・ベルジュロン

シャトー・ラモット・ベルジュロン

Château Lamothe-Bergeron

シャトー・ラモット・ベルジュロンは、15世紀に遡る歴史を持つシャトーで、サン・ジュリアン地区とマルゴー地区の間に位置します。豊かな砂利質の土壌は優れた排水性と保温性を提供し、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適しています。2018年にはHVEの認証を取得し、ワインツーリズムや環境問題にも積極的に取り組んでいます。シャトーはブドウ栽培から醸造まで丁寧な工程を経ており、コンサルタントにはシャトー・アンジェリュスのユベール・ド・ブアール氏を迎え、醸造技術の向上に努めています。フレンチオークを使用して12〜18ヶ月熟成し、豊かな果実味とエレガンスが調和したワインが生み出されます。2020年のクリュ・ブルジョワ格付けで上位のクリュ・ブルジョワ・シュペリウールに認定されたことは、その品質の高さを物語っています。

2,508  円~

タイプ

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2件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 カシス
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 ブルーベリージャム
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ミント
1 メントール
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 タバコ
1 干し草
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 ミルク
土・森の下草

土・森の下草

1
1 黒鉛
焦げ臭

焦げ臭

1 タール
スパイス

スパイス

2 黒コショウ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 樟脳
酒類

酒類

1 クレーム・ド・カシス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 タバコ
1 バニラ
1 樟脳

ユーザーコメント

10年はまだまだ熟成不足に感じたが、09年のほうはピーク手前ではあるが熟成感が出てきている。やはり樽は強いが、大分馴染んできていてキツすぎない。余韻は樟脳のような癖のある風味があって好みは分かれそうだが、熟成ボルドーとして十分美味しいワインだった。香りは、トップノートにクレーム・ド・カシスに近い甘やかなニュアンスとミルクのノートがあり、熟成のサインが感じられる。スパイシーで黒胡椒や樟脳のニュアンスがあり、メントールがスパイシーさを引き立てる。タールのような重々しい樽香もあるが控えめで、ロースト感はまったくない。口に含むと、樽と熟成による甘味がマイルドだがしっかりと感じられ、果実味も酸味もこなれてきているが、厚みを感じられる味わいになっている。タンニンはかなり溶け込んでいるが、わずかに存在感はあり、完全に溶け込むにはもう一歩といったところ。

¥.$.

ヴィンテージ:2009年
評価日:2022年06月16日

お値段以上なのは間違く、ブドウのポテンシャルもそこそこにあるが、やや樽が効きすぎていてバランスが少しもったいない印象。もう少し樽香が馴染むのを待つと吉。香りは、カシスやほんのりジャミーなブルーベリー、ミントの清涼感とタバコのスモーキーさがしっかりとあり、他にも黒胡椒や黒鉛、そして埃っぽいニュアンスもある。口に含むと、熟した果実の甘い果実味がしっかりと感じられ、穏やかな酸味と滑らかなタンニンのこなれ具合も良く、アタックから中盤までは飲み頃のようにも感じられるが、後半はロースト感が強く、少し焦げ感が過ぎる気はする。また、何杯も飲むと、タンニンが舌に溜まる感覚があり、滑らかだが量の多さが伺える。そのタンニンとロースト感の強さで、数杯目以降はせっかくの果実味も感じづらくなり、少し物足りない終わり方になってしまった。

¥.$.

ヴィンテージ:2010年
評価日:2022年04月29日

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