まだ若く酸味が際立っているが、ヴィエイユ・ヴィーニュのポテンシャルだろうか、アタックには爆発力があり、可能性を感じさせてくれる。もう少しコクが出てくるとバランスが取れて良いだろう。香りは、やや個性的というか、白い花の香りが強めに感じられるのと、白桃やグーズベリー、シロップ漬けしたリンゴなど、甘い果実の香りで構成されつつ、リンゴやグレープフルーツピールの酸味のニュアンスも感じられる。口に含むと、アタックには強烈な酸味と充実した果実味があり、一瞬圧倒されるが、長くは続かず、中盤からは中庸な味わいに落ち着く。後半は樽由来の甘味も感じられ、余韻にはキャラメルのニュアンスやリンゴの蜜など、ほのかな甘味が酸味とのバランスを整えてくれる。また、香りから余韻まで一貫してチョーキーなミネラル感も感じられ、心地良い。
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ
Bourgogne Hautes-Côtes-de-Beaune Vieilles Vignes
ドメーヌ・ジャン・シャルトロンは、1859年にピュリニー・モンラッシェ村で設立された名門です。かつてはネゴシアンとしても名を馳せましたが、5代目の現当主ジャン・ミッシェル氏がドメーヌでのワイン造りに専念して以降、その評価を急速に高めています。大部分の畑でビオロジック農法を導入し、ブドウはすべて手摘みで収穫するなど、品質向上へのこだわりを貫いています。ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ ヴィエイユ・ヴィーニュは、ポマール北西に位置するナントゥー村の粘土石灰質土壌の畑で育つシャルドネから造られます。醸造における特徴は、100%樽で発酵させた後、シュール・リーの状態で8ヶ月間樽熟成し、さらに3ヶ月間タンクで熟成させるという丁寧な工程にあります。黄金色に輝くこのワインは、柑橘類や桃のようなピュアでエレガントな果実味に、砕きたてのグリーンアーモンドの香りがアクセントを加えます。口に含むと、いきいきとした酸と豊かなミネラル感、そして樽の風味が絶妙に調和し、クリーンな塩味が後を引く、バランスに優れた味わいが楽しめます。
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シャルドネ:100%
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余韻の
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ヴィンテージ:2020年
評価日:2025年10月16日
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