シャトー・ラグランジュ

シャトー・ラグランジュ

Château Lagrange

「シャトー・ラグランジュ」はメドック格付け第3級のサン・ジュリアン村のシャトーです。その歴史は中世にまで遡り、19世紀にはデュシャテル伯爵によって栄光を極めましたが、その後の経営悪化による所有者の入れ替わりによって品質は低下。長らく低迷していましたが、1983年にサントリーが経営権を取得して以降、ラグランジュは品質向上に力を入れ、1990年代後半には再び3級に恥じない評価をされるようになりました。光センサーによる選果台で精密な選果を行い、小型タンクで区画毎の醸造することで、ブドウやテロワールの個性をより忠実に表現。毎年安定した品質を誇り、長期熟成可能なワインを生み出しています。

5,585  円~

タイプ

あなたの評価

テイスティングノート

48件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

3 レッドチェリー
3 プラム
1 レッドカラント
1 クランベリー
1 サクランボ
黒系果実

黒系果実

27 カシス
12 ブラックベリー
10 ブラックチェリー
7 黒系果実
4 ブルーベリー
2 ブラックプラム
2 ベリー
1 ブラックオリーヴ
1 熟した黒系果実
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

3 プルーン
1 ジャム
1 ドライブラックチェリー
1 プラムソース
1 ドライカシス
1 ブラックチェリーのコンポート
1 ブラックベリージャム
1 ドライブルーベリー
1 ブラックカラントのゼリー
花

7 スミレ
1 バラ
1 ラベンダー
1 ライラック
1 沈丁花
1 花束
1 砂糖漬けしたスミレ
植物・野菜

植物・野菜

2 ピーマン
1 ユーカリ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

3 ミント
1 ハーブ
1 タイム
1 メントール
ドライハーブ等

ドライハーブ等

3 タバコ
2 シガーボックス
1 シガー
1 ローストハーブ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

5 トースト
2 フルーツケーキ
1 イースト
1 ブラックベリーパイ
1 白カビチーズ
ミネラル

ミネラル

1 チョーク
1 ミネラル
1 石灰
土・森の下草

土・森の下草

5 腐葉土
3 黒鉛
2 森の下草
2 黒土
1 鉛筆
1 湿った土
1 乾いた土
1 トリュフ
1 マッシュルーム
1 キノコ
1 スー・ボワ
1
1 亜鉛
動物系

動物系

1 生肉
1 レザー
ナッツ

ナッツ

1 ヘーゼルナッツ
樹木

樹木

8 オーク
7
5 西洋杉
1 サンダルウッド
1 木炭
1 新樽
1
1 トーストしたオーク
1 杉材
1 樹脂
焦げ臭

焦げ臭

5 チョコレート
3 コーヒー
2 エスプレッソ
2 スモーク
2 ホワイトチョコレート
1
1 カラメル
1 ロースト香
1 炭火グリル
1 モカ
スパイス

スパイス

12 スパイス
8 リコリス
6 バニラ
4 コショウ
2 クローヴ
2 黒コショウ
2 アニス
2 ナツメグ
1 甘いスパイス
1 シナモン
1 スパイスボックス
1 インディアンスパイス
1 ジュニパーベリー
1 バニラビーンズ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

2 インク
酒類

酒類

1 アルコール

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 バニラ
2 コーヒー
1 黒コショウ
1 シナモン
1 小石
1 ミネラル
1 ブルーベリー
1
1 石灰
1 スモーキー
1 樹皮
1 ダークチョコレート
1 チョコレート

ユーザーコメント

樽がやや強めに効いていて、17年ヴィンテージにしてはエレガントではなく飲みごたえのあるスタイルに仕上がっている。樽香は荒々しくはなく、ロースト感も程良いながら、タンニンはまだ気に掛かり、飲み頃はもう少し待ちたい。香りは、トップノートにチョコレートの甘やかな樽香とカシスのジューシーな果実香がバランス良く感じられ、他にもユーカリ、リコリス、コーヒー、乾いた土など、程々の複雑味もある。口に含むと、まろやかなコーヒーを思わせる味わいで、アタックから終盤までは甘味も無く、中庸からやや強めな果実味としっかりとした酸味が印象的。余韻にかけてはチョコレートの風味がしっかりと出てきて、ほのかに甘い印象で終わるが、甘すぎず、コーヒーの含むもあって心地よいバランス。タンニンは収斂感こそないが、角があってまだ飲み頃感はない。平均的なヴィンテージということもあり、特筆すべき点は無いかもしれないが、全体的にバランスが良く、安く手に入るなら嬉しいワインではある。

¥.$.

ヴィンテージ:2017年
評価日:2024年06月11日

少し枯れた印象の出てきた頃合いで、まだまだ果実味も健在。タンニンは大分こなれていてわずかに存在感がある程度で、十分飲み頃に入ってはいえるが、熟成感をしっかり味わいたいならもう5年は必要そう。あまり複雑ではなく、物凄くポテンシャルを感じるというわけではないが、無難に美味しくコスパは良い。香りは、乾燥したカシスと瑞々しいレッドチェリーという熟成途上の間を感じさせる果実香で、マッシュルームやコーヒーなどの熟成香もささやかに感じられる。他にも黒土やリコリスの甘やかな香りもある。口に含むと、強い果実味だがまろやかなアタックで、酸味は落ち着き、わずかに熟成感のある甘味がある。タンニンもかなり溶け込んでいて、意識すれば存在感があるが、意識しなければほとんど気にならず、スムーズな口当たり。余韻にもコーヒーのニュアンスがあり、長く続く。また、樹皮のような乾いた木のニュアンスも感じられる。

¥.$.

ヴィンテージ:2005年
評価日:2021年12月14日

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