8年熟成のボルドーブランだが、まだまだ若々しく、猫のオシッコとも言えるソーヴィニヨン・ブランの香りが全面に出ている。果実もフレッシュな印象で、青リンゴやグアヴァ、そしてグレープフルーツの皮のような渋味のニュアンスもある。ミネラル豊かで、香りや余韻にもヨードのニュアンスがある。味わいは果実味が強めでバランスが良く、余韻にかけて若干渋味も感じる。

レ・ザルム・ド・ラグランジュ
Les Arums de Lagrange
シャトー・ラグランジュは、ボルドー地方メドック地区のサン・ジュリアン村に位置する歴史あるシャトーです。その歴史は17世紀に遡り、1855年のメドック格付けでは3級に認定されました。1983年にはサントリーがシャトーを取得し、ボルドー大学醸造研究所の元所長エミール・ペイノー博士の指導のもと、大規模な改革を実施、シャトーは復活を遂げました。レ・ザルム・ド・ラグランジュは、このシャトーが手掛ける辛口白ワインです。ラグランジュの池に咲く白い花「オランダカイウ」を意味し、その名の通りアロマティックな香りが特徴です。113haの広大な畑のうち、わずか4haのみで造られる少量生産の貴重なワインであり、ファーストヴィンテージは1996年と、ボルドーの白ワインとしては比較的新しい歴史を持ちます。ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ソーヴィニヨン・グリをブレンドし、樽発酵・樽熟成を経て生み出されるその味わいは、繊細ながらコクと力強さを持ち合わせ、専門誌からも高い評価を受けています。
5,434 円~
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アロマの詳細

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トロピカルフルーツ

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植物・野菜

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ドライハーブ等

ミネラル

蜜

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¥.$.
ヴィンテージ:2012年
評価日:2020年09月30日