ややピークを過ぎて飲み頃終盤といった状態だが、抜栓直後から開いていて十分に満足できる熟成ボルドー。複雑味が強いワインではないが、西洋杉やタバコのスモーキーさとメントールの鼻に抜けるニュアンスをアクセントに、クレーム・ド・カシスと黒蜜の上品な甘い香りを楽しむワイン。口に含むと、強いというより伸びのある果実味に、香り同様上品な甘味が印象的で、酸味とタンニンはまろやかに溶け込んでいる。ブラネール・デュクリュ自体は評価は低いが、さすがはグレートヴィンテージのブドウなんだと感じる。

シャトー・ブラネール・デュクリュ
Château Branaire-Ducru
シャトー・ブラネール・デュクリュは、サン・ジュリアン地区のメドック格付け第4級のワインで、格付け以上の評価を受けています。オーナーのパトリック・マロトー氏はユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドーの前会長で、業界で信頼される存在です。かつては、デュクリュ・ボーカイユとともにベイシュヴェルの一部でしたが、1680年に分割されました。畑は、ベイシュヴェルやデュクリュ・ボーカイユよりも内陸に位置し、サン・ジュリアンの中でも特にカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、力強いボディとスパイシーさを持つワインを生み出します。ロバート・パーカー氏も「最もスタイリッシュで複雑な、特筆に値するほどおいしいワインの1つだ」と絶賛。その品質の高さに対してリーズナブルな価格も魅力的なワインです。
7,579 円~
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ヴィンテージ:1990年
評価日:2021年01月09日