ムートンやオーパスワンの元醸造責任者がフロンサックに作ったシャトー。その肩書に漏れず、2~3000円台で手に入るワインとは思えないクオリティ。フロンサックだが、バランスの良さゆえか、左岸のような印象を受ける。香りは、カシスや黒胡椒、レザー、メントール、バラ、コーヒーなど。樽がしっかり効いていてロースト感は強めだが、グレートヴィンテージなだけあって果実味も負けてなく、フルボディのタフなワインに仕上がっている。タンニンはまだまだ頑強で、酸味も若干の荒々しさが残っていて、飲み頃はもうしばらく先になりそう。余韻が非常に長く、タバコのスモーキーさとコーヒーのロースト感が楽しめる。

シャトー・レ・トロワ・クロワ
Château Les Trois Croix
シャトー・レ・トロワ・クロワは、ボルドー右岸フロンサック地区の高台に位置する歴史あるワイナリーです。1712年まで遡る歴史を持ち、ムートン・ロートシルトやオーパス・ワンを手掛けた著名な醸造家パトリック・レオン氏が1995年から家族と共に運営しています。フロンサックの中でも標高の高い場所に位置し、風通しが良いため霜害を受けにくく、サン・テミリオンやポムロールを見渡せる絶景が広がります。ワイナリーのフラッグシップである「シャトー・レ・トロワ・クロワ」は、メルロを主体にカベルネ・フランをブレンドした、深みと立体感のあるボルドーワインです。樹齢45年以上のブドウ樹から収穫された凝縮感のある果実味と、しなやかなタンニンが特徴で、サン・テミリオンのグラン・クリュ・クラッセにも匹敵するバランスの良さを誇ります。パトリック・レオン氏の豊富な経験とこだわりが詰まった、フロンサックのポテンシャルを最大限に引き出した逸品です。
4,537 円~
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アロマの詳細

赤系果実

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花

フレッシュハーブ

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発酵・乳製品

ミネラル

土・森の下草

動物系

樹木

焦げ臭

スパイス

酒類
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2016年
評価日:2021年12月09日