ネクタリンやアプリコット、青リンゴの甘味の強い果実の香り、スイカズラやアカシア、オレンジの花といった花の蜜感が強く、果汁と花の蜜を凝縮したようなフレッシュで華やかな香りが広がる。味わいは果実味が強く、やや甘味も感じられる。特に余韻にかけてはマイルドではあるがカラメルのニュアンスがあるうえ、ミルクのようなミネラル感が強いため、より甘味を感じる。
エール・ダルジャン
Aile d'Argent
シャトー・ムートン・ロートシルトは、ボルドー地方メドック地区に位置する歴史あるワイナリーです。1855年のメドック格付けでは当初二級に格付けされましたが、1973年に唯一の一級への昇格を果たしたことで知られています。1922年にシャトーを取得したバロン・フィリップ・ロートシルト氏の「ワイン造りの全工程をシャトーで行う」という信念と、その娘であるバロンヌ・フィリピーヌ・ロートシルト氏の尽力により、今日の地位を確立しました。エール・ダルジャンは、1991年に約35年ぶりに復活したムートン・ロートシルトの白ワインです。かつてはシャトー・ブラン・ムートンという名で親しまれていましたが、フィリピーヌ氏が幼少期に父から聞いたおとぎ話にちなんで「銀の翼」を意味する現在の名前に変更されました。メドック地区において、シャトー・マルゴーの白ワインと並び称されるほどの高い評価を得ています。
29,480 円~
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ヴィンテージ：2017年
評価日：2020年09月21日
