開いてくると、まさに牛肉の香草焼きといった感じで、バーベキューのようなグリルの煙と焼いた肉、そしてローズマリーの薫るワイン。肉料理と合わせると見事に赤ワインソースのような役割になる。かなりパワフルでワイルドなワインで、これ自体が料理の一品のようなインパクトがあり、逆に料理と合わせないとスモーキーさとスパイシーさが少しキツめ。初日の香りは閉じていて、ブルーベリージャムや浅煎りのコーヒー、焼いた肉、ミルク、黒胡椒など、要素としては力強いものが多いが、比較的マイルドな印象。二日目に開き、スモーキーで肉々しさが増し、一気にワイルドな印象に変わった。本当にわずかにジャミーなブルーベリーやブラックベリーの味わいで、ミディアムフルの骨格のあるボディ。酸味はまろやかになっているが、タンニンはまだ少し存在感があり、もう少し寝かせたいところ。余韻にもほのかにジャミーな果実味が残りつつ、スモーキーさが主体。ガツンと肉料理を、というときには選択肢に入る。

コート・ロティ アンポジウム
Côte-Rôtie Ampodium
ルネ・ロスタンは、コート・ロティを代表するトップワイナリーの一つです。1971年に初ヴィンテージをリリースし、恵まれた畑とテロワールに忠実なワイン造りで高い評価を得ています。「コート・ロティ アンポジウム」は、ルネ・ロスタンのフラッグシップである「ラ・ランドンヌ」と「コート・ブロンド」の中間的なキャラクターを持つワインです。コート・ロティの多様な土壌を持つ25以上の区画のブドウをブレンドし、シラー本来のリッチな風味とシルキーな質感を持ちながら、上品さも兼ね備えたコート・ロティの典型的なスタイルに仕上がっています。醸造においては、人の手を加えることを最小限に抑え、伝統的な手法と現代的な製法を融合させることで、テロワールとヴィンテージの個性を最大限に表現しています。2015年からは息子のピエール・ロスタン氏がワイン造りを引き継いでいますが、父の哲学を受け継ぎ、高品質なワイン造りを続けています。
9,220 円~
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ヴィンテージ:2015年
評価日:2021年12月26日