シャトー・パルメイ

シャトー・パルメイ

Château Paloumey

シャトー・パルメイは、オー・メドックのリュドン村に位置するシャトーで、歴史は1868年までさかのぼります。1950年代には戦争とフィロキセラ害で荒廃しましたが、1989年にマルティン・カズヌーヴ氏が取得し、大規模な再建を果たしました。現在は「ブルジョワ・シュペリュール」に格付けされ、リュット・レゾネによる減農薬栽培が行われています。畑は小石の多い沖積土で、温度管理されたステンレスタンクで25〜30日間の発酵とマセレーションが行われ、12カ月間の樽熟成が行われます。新樽比率は30%で、フレンチオークが90%、アメリカンオークが10%です。深い赤紫の色調で、カシスをはじめとする果実の香りが印象的。ヴァニラやタバコのニュアンスが調和し、新鮮な果実の風味としなやかなタンニン、適度な酸味が味わいにまろやかさと緊張感をもたらします。リッチでエレガントな風味は余韻まで心地よく続きます。

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アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 ブラックチェリー
1 ブラックベリー
花

1 バラ
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 タバコ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 ミルク
土・森の下草

土・森の下草

1 黒鉛
焦げ臭

焦げ臭

1 エスプレッソ
スパイス

スパイス

1 黒コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 石灰
1 黒鉛

ユーザーコメント

クリュ・ブルジョワに申し分ないハイクオリティ。熟成感はさすがにまだ無いが、タンニンは大分こなれて飲みやすく早飲み可能なワイン。樽も効いているが、グレートヴィンテージのポテンシャルとうまく噛み合っていてバランスが良く、熟成も期待できそう。香りは複雑味があり、ブラックベリーやチェリーの果実香が伸びがあってジューシーな印象で始まり、エスプレッソやタバコ、黒胡椒などの樽由来の香りもしっかりと、それでいてやりすぎでない程度に感じられる。他にもバラや黒鉛、時間が経つとミルクのニュアンスがほのかな熟成感を醸す。口に含むと、ほとんどフルボディと言ってよいほどしっかりと厚みを感じるボディで、グレートヴィンテージらしい強い果実味が期待どおりで満足感がある。樽由来の甘味が程よくあり、酸味は中庸でバランスが良い。タンニンはまだ少し存在感があるが早飲みでも問題無いと思えるくらいには馴染んでいる。余韻は黒鉛と石灰のミルキーなニュアンスがわずかに感じられる。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2022年08月12日

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