香りは、サクランボやストロベリー、バラ、タイムなど明るいニュアンスが主体だが、ほのかにアーモンドやカカオのニュアンスがあり、明る過ぎない印象。二日目は一日目のニュアンスはどこに行ったのかと思うほど、レッドプラムとすり潰したリンゴの香りに染まった。ピノにしてはタンニンをしっかりと感じ、果実味と酸味のバランスもやや酸味が強いかなという印象で、早飲みには向かなかった。

ニュイ・サン・ジョルジュ
Nuits-Saint-Georges
ドメーヌ・ジャン・ルイ・ライヤールは、フランス・ブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を置く、小規模ながら非常に高い評価を受ける家族経営のワイナリーです。1968年から自社瓶詰めを開始し、現当主のジャン・ルイ・ライヤール氏は、あのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)で40年間働いていた両親から1989年にドメーヌを継承しました。幼い頃からDRCのワイン造りを目の当たりにして育ち、DRCの哲学を色濃く受け継いだワイン造りを行っています。ドメーヌの総栽培面積はわずか3ヘクタール弱、総生産量は年間5千~8千本程度と非常に少なく、その希少性も高い評価につながっています。中でもニュイ・サン・ジョルジュは、平均樹齢80年を超える古木のブドウから造られる、ドメーヌを代表するワインのひとつです。レ・フルリエール、レ・シャルモワ、レ・サン・ジュリアンなど、ニュイ・サン・ジョルジュの4つの村名区画のブドウを使用しています。ワイン造りは、有機栽培に近いリュット・レゾネで行われ、収穫はすべて手摘み、野生酵母のみで発酵、新樽100%で14ヶ月熟成など、細部にまでこだわり抜かれています。その味わいは、ピュアでエレガント、透明感があり、長期熟成にも耐えるポテンシャルを秘めています。
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ピノ・ノワール:100%
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アロマの詳細

寒冷地の果実

赤系果実

黒系果実

花

フレッシュハーブ

発酵・乳製品

土・森の下草

ナッツ

焦げ臭

スパイス
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2018年
評価日:2021年02月06日
非常に香り高く複雑で、味わいも力強い。とてもセカンドワインとは思えないクオリティ。若いヴィンテージのため、ソーヴィニヨン・ブラン特有のカシスの新芽、猫のおしっことも言われる香りはしっかりとあり、好みはわかれそう。今飲むならしっかり冷やしたい。10年後が楽しみなワイン。

¥.$.
ヴィンテージ:2014年
評価日:2020年04月30日
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